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統廃合の動きが水面下で動いている

car honda

【fjconsultants365日Blog:4,243投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

いきなり

自動車業界でトピックのニュースが流れてきました。
昨年2019年の年末ごろに日産とホンダが合併する動き
があったようです。

日産・ホンダ、政府が統合模索 FT報道、関係者は否定
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62731840X10C20A8TJ2000/


ニュースを流したのはイギリスのファイナンシャル
タイムスで国内のメディアではありません。

日本政府関係者が日産とホンダに対して統合をする
案を持ちかけたようです。

関係者は否定しており、どうして今頃このような話が
海外のメディアから流れてきたのかが今後の争点に
なりそうです。

統合の背景

この統合案にはどのような思惑がそれぞれあるので
しょうか。
あくまでも想像ですが探ってみたいと思います。

日本政府関係者の方の思惑の1つには【日産が抱えて
いる電気自動車の技術を海外に流失させたくない

というのがあります。

ホンダに対しては、統合することによって自動車メ
ーカーの数を減らし
、これから人口が少なくなる日
本の市場に合わせたいのではないでしょうか。

ホンダは、他の自動車メーカーとの提携がほとんど
なく独立系と言われています。

自動車メーカーが日本において多すぎると政府関係
者が判断をするならば、独立系であるホンダを対象
にするのは自然な流れです。

都市銀行が合併に次ぐ合併で、最終的には5行まで
減少した歴史を振り返れば、自動車業界でも同じこ
とを政府主導で行う可能性があると感じています。
(15行→5行へ統廃合された)

歴史を見れば

自動車のホンダの歴史を振り返ると、もともと二輪
車のメーカーでした。
その後、四輪車のメーカーとして参入しました。
その時のエピソードがあります。

4輪への参入を計画していたとき、突然経産省が、
「特定産業振興特別措置法(特振法)」を公表。
(1961年)

狙いは

国際競争力のない乗用車・特殊鋼・石油化学の三分野について、通産省が主導する形で企業の再編統合する方針を打ち出した。乗用車については、量産車グループ2社、特殊車両グループ(スポーツカー・高級車など)2〜3社、ミニカー(軽自動車)グループ2〜3社に集約する方針を打ち出し、競争力のない自動車会社の統廃合を目論んだ
https://database-meian.jp/tse/7267.html

のです。
要するに、ホンダの4輪車への参入を阻止する内容
だったのです。

もともとホンダは4輪への参入を阻止された歴史が
あり、今度は統廃合の対象となっているのです。

世界的な動き

ここにきて急激な自動車業界の縮小が世界的に発生
したので、メーカーの統廃合を一気に進める可能性
があります。

もちろん自動車業界に限らず様々な業界で統廃合が
行われるでしょう。

コロナだから、というきっかけで進んでしまうので
す。

まとめ

今年から、アッと驚くニュースが飛び込んできます。
続くでしょう。
それほど、統廃合などの大きな動きが水面下で駆け引
きされている状態なのです。

拒否された場合は表に出ることもなく終わっていくの
ですが、今回はなぜか公開されました。

おそらく統廃合の動きは終わっておらず、今後も続く
ために公開されたのではないかと予測しています。