【fjconsultants365日Blog:4,245投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

ツアー客

ツアー客を見かけるのは何ヶ月ぶりだろうか。
go to トラベルの顧客だと思います。
地方の特急電車で遭遇。
山岳エリアに向かった旅行ではないでしょうか。
大手ツアー会社のようです。

コロナ禍になって電車、新幹線、飛行機の車中(機中)
での会話を控えるようにアナウンスが流れます。

新幹線では、「自由席での席の回転はご遠慮ください」
とも流れています。

そのため、移動中は静かになりました。
静かさは快適でもありますが、にぎやかさはありません。

にぎやかなときは、うるさくも感じますが、
静けさだけだと寂しさも覚えます。

久しぶりのツアー客の方々は、楽しそうに話しをして、
目的地への期待が高まっているのがわかります。
楽しく興奮気味に話しをする人を見なくなった、とあ
らためて気がつきます。

リーダーの明るさ

リーダー明るく話しをするべき、と感じている人は多い
ですが、

『明るい声』と『明るい話題』

をセットに考えていない人もいて心配です。

【明るく振る舞う】+【明るい話題】はセットでなければ
伝わらないのです。

明るく振る舞うのは、
・笑顔や明るい声
・大きな声

で表現できます。

ただ、明るい話題は見つけなければ出てこない時期なので
日頃から意図的に集める作業が求められると感じます。

明るく問い詰めてしまう

明るい振る舞いをしながら、「暗い話題!」をしてしまう
ケースもあります。

スタッフに対して意識づけを目的として話しをしていると
思いますが逆効果になるケースもあり、伝達のギャップに
は神経を使うところです。

経済の大きな話しをするのは必要だと思いますが、その中

自分たちの会社がどこを目指し
スタッフ一人ひとりは何を行動するか
まで伝えないと単なる脅しにしかなりません。

問い詰めの状況に陥ってしまうこともあります。
目の前の仕事をどのように取り組むのか?
そこまで落とし込みがあるかを確認しておくといいで
しょう。

他責

「行政が何も支援してくれない」
「国が助けてくれない」

と会社内で発言してしまうリーダーもいるみたいですが、
こうした発言は1人でいるときに独り言として処理する内
容です。

リーダーが「行政が・・・」「国が・・・」と他責の言
葉を発した瞬間にそのチームは、仕事の結果をすべてを
そこに集約していくでしょう。

結果が出ないのは行政のせいであり、国の責任、みたい
な雰囲気になるのです。

日本は健康で文化的な最低限度の生活を保証しています。
それ以上のことを求め期待が大きくなるほど、落胆も大
きくなるのではないでしょうか。

まとめ

経営は依存を減らし、リスクを減らし、ストレスを減
らしていくのが継続へのプロセスです。

他社(他者)に依存しない割合が大きくなればなるほ
ど自由になるだけです。

せっかくビジネスをするならば、自由に振る舞いたい。
自由に振る舞うなら、どこからも支援はない。

自由に振る舞いながら、支援がある、という2つの要素
が同時成立することはない、と思っておいたほうが良さ
そうです。