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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

法則性

人の動きは法則性があります。
心理に基づく、事象に影響される、
他人の動きに影響される、
他人の目に影響される。
そんな感じで自分の行動を決定しています。

どこまで自分で考えているのでしょうか。
ヒトは1人で生きているわけではないので、
他人から、まわりから影響されるのが普通です。

現在はどのような行動が顕著なのでしょうか。
考えてみたいと思います。

2拠点生活ではなく

2拠点生活(デュアラー)をしていた人は、
生活拠点をどちらに比重を置くのか選択が
可能。

過去は都市部で8割、地方エリアで2割に
なっていました。

いわゆる別荘所有は週末のバカンスとして
活用されていたのです。

それが、現在では逆転。
都市部で2割、地方エリアで8割に変化する
人が急増しています。

現地の方に確認を取っていますが別荘に
定住している人が増えているのです。

脱出

都市部からの脱出現象が起こっています。
2拠点生活をしていた人にとっては環境は
整っているので準備は不要。

決断だけで生活拠点の比重を決められます。
また、生活にゆとりがある層の方なので
決断も速い。もともと選択肢を持っている
人たちです。

メリット比較

生活拠点を変える理由はメリットを比較
した結果です。
都市部のメリットが現在では享受できま
せん。
便利な部分が失われてしまったのです。

イベントがない、
エンタメが行われない、
外に出るとリスクが高い。

仕事においても人に会うリスクが高く、
会いに行くことさえ機会を取ることも
できない。

そんな現実を見て、メリットが減少して
いることに気がつくのです。

地方で

地方エリアのメリットは自然があり、
食べ物が美味しい。
旅行で得られるメリットと同じ内容。

それがここにきて、人との接触が少ない
ことが低リスクでありメリットになりま
した。

ソーシャルディスタンスが取りやすい
のです。

仕事も遠隔で行っても許される雰囲気に
なりオンライン上で完結する仕事や打ち
合わせが増えました。

人とのお付き合いも断れる雰囲気であり、
そもそも誘われる回数も激減しています。

まとめ

比較したときにメリットが多い方を
選択する。

自然な流れです。
気がついていない人がいても、ニュースや
メディアが取り上げた段階で
「気がつかされる人」
も出てきます。

目覚めてしまうのです。
地方への引っ越し、移住もまわりで聞く
ようになりました。

8月末がひとつの区切りになっています。
新型コロナウイルスから半年間が過ぎ、
今後も状況が解決しないように見える現在
では、メリット比較による決断が増えてし
まうのです。

ある一定層の人は動いています。
同じような行動を取っています。
そこに合わせてビジネスも変容させてい
くと思わぬところにチャンスが転がって
います。