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未来の自分を想像するのが苦手な理由とは

【10年超:fjconsultants365日Blog:4,413投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

そうだよな

「将来のことを考えてみろ」
とリーダーの方はスタッフに問いかけたことが過去にあるのではないでしょうか。
「会社の未来を考えてみてください」
「あなたの将来はどうなると思いますか」
「どうなりたいのですか」
という問いかけです。
最近は不安定な人が多いのか、リーダーからの問いかけが増える傾向にあります。

しかし、こうした問いにスラスラ答える人は少ない。
それは考えていないから。
スラスラ答える人は答えを用意している人。
どちらが良いということはありません。
そこにはあまり差はないと感じます。
(ハキハキ答える人を評価する人がいますが表面的なことしか見ていない傾向にあります)

ここで考えたいのは、答えの出せないのは、脳の自然現象の側面があること。
なので意図的ではない場合もあるのです。

止まる

脳は自分のことを考えるときに活発になる部分があります。
(内側前頭前皮質)
その部分が「将来のこと」を考えるときに活発にならない。

参考:2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ (NewsPicksパブリッシング)

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どちらかといえば止まってしまう。
この事象はどう解釈すればいいのでしょうか。

将来のことは

将来のことは自分のこととして考えていない。
いわゆる未来は他人ごと。
そうとらえて考えるようにしているのがわかります。
未来のことは、自分と切り離してしまうのです。
興味深い現象です。

これ、おそらく防御反応でしょう。
ヒトは危険を察知すると自律神経の不調を招かないようにフリーズします。
自然とフリーズさせます。
機能ストップさせることがあるのです。

将来のことを考えれば考えるほど危険を感じるのです。
・仕事の将来を考えろ
・どうなりたいのか
と問い詰めたら
「仕事がなくなるかもしれない」
「失業してしまうのかも」
と余計なことまで頭に浮かぶのがヒトなのです。
不安に陥るのです。

その危険察知能力の高さで自然界の中で生き残ってきました。
そこまで考えることができる高等な能力を有している。
だから、将来のことを考えると不安になりフリーズするのです。

まとめ

将来のことを考えると不安ばかり出てくるのは、動物の中でも人間だけです。
他の動物が将来の不安で悩んでいるのは聞いたことがありません。
それだけ高等な脳を持っているといえます。

しかし、自分の将来をリアルに描くことは苦手。
だから成功哲学は『未来の自分をリアルに描け』という法則を伝えているのです。

未来の自分が今の自分とつながらないのが普通。
それをつなげる作業が求められるのです。
将来の自分をリアルに描けて、それが違和感がない、すんなり受け止めできる、「そうなるよな」と自然に感じるようになると成長への線路に乗ったと言えるでしょう。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/