fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

経営環境はさらに変化し追随していく

fjconsultants Blog:4,508投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

材料高が急に

業界によって材料高が急に来ています。
コスト高に急に陥っています。
顧客にコスト高を負担してもらうことは今後可能ですが、過去の受注ではできません。
価格転嫁ができない状況も出ています。
そのため、選択肢がなくなり行き詰まりになっていることもあるようです。

そのためにできること、対策について考えてみたいと思います。

1割減、2割減、3割減

材料原価高騰によって販売価格は連動して上昇します。
上昇したときに業界全体が同じ動きになれば問題は発生しません。
しかし、価格上昇する会社と価格が変わらない会社があれば差が出ます。
価格上昇させる会社の売り上げは伸びない。
前年比では下がります。

また価格上昇幅が大きく一気に値上がりした感覚を顧客が持つようになると消費が冷え込む。
受注の絶対量が減少します。
それも、1割減、2割減、3割減となる可能性が出てきているのです。
昨年の流れから考えると二重苦、三重苦となる可能性も否定できません。

対応策を段階的に考えておく

一気に1割減、2割減、3割減になるのであれば、それぞれの対応策を事前に決めておく。
それが経営の優先順位です。
何を優先させるのか。
何を止めるのか。
何を先送りにするのか。
これが経営の采配。

全体最適で考えなければなりません。
特定の部署や支店、事業部だけのことを考えて動いても急減な状況には対応できないのです。

まとめ

景気後退時期に材料高騰は経営の選択肢を狭めていきます。
経営環境の変化なのですが厳しい現実です。
経営にはこんなときほど冷静さが求められています。

減少の幅をパターン化し、対応先を数種類考えておく。
それが優先です。
そのとき同時に、売り上げアップの施策も考えておく。
材料高騰でチャンスも出てくるからです。
そのチャンスを手に入れる施策も実行していくことになるのです。
ブレーキを踏みながら、アクセルを同時に踏む作業です。
この感覚が経営のセンスとなります。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/