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非接触型のサービスが普及する業態

fjconsultants Blog:4,557投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

人はいません

地方銀行の支店。
ATMのみにします、と宣言。
人はいなくなり、ATMだけ稼働。
店舗は使用しなくなっています。
事実上の撤退です。
店舗の建物は残し、ATMは稼働させる。
なので、《撤退》とは報道されないでしょう。
無人化されただけです。

こうした無人化は金融機関に関わらず進みます。

接触しない飲食店

飲食店はスタッフが顧客と接する機会が大切だと考えてきました。
笑顔で挨拶、キビキビと動く、といった接客が大切とされてきたのです。

しかし、現在は非接触の店舗でもいいのではないか、と顧客側が思い始めています。
例えば、回転寿司の《くら寿司》は新しいサービスを打ち出しています。

スマートくら寿司

https://www.kurasushi.co.jp/smart_kura/restaurant.html

非接触型を推進しています。
もともと、回転寿司は寿司業界の中でも異質です。
寿司は『だれが握っているのか』を顧客がこだわっていました。
それを排除したのが回転寿司。
食べる人は『だれが握っているのか』にこだわっていません。
機械が握っていても問題にしないでしょう。

そんな回転寿司だからこそ、非接触型も推進できるのです。
顧客が求めているのは、《お寿司を安価に美味しく食べる》ことだけだからです。

週末は家族連れで、平日のランチ時はシニア層が食事をしています。
非接触型になっても満足度は変わらないようです。
スムーズに非接触型に移行したのではないでしょうか。

全ての飲食が非接触型になるとは思いませんが、こうした回転寿司のように親和性の高い業態は非接触型が進行すると予想しています。

スマートライフ

非接触型のサービスが普及すると生活用品、食料品の買い物は非接触型になるでしょう。
だれにも会わず買い物をする。
会話することなく買い物が終了する。
静かな世界です。

ただ、人は非接触だけで生きていけるわけではありません。
《会話を楽しむ》部分は残されます。
それが、はっきりと区分けされるだけです。

エンターテイメント、娯楽の領域に《楽しい会話》が入り、無駄な会話は省略される。
そうなっていくのです。

まとめ

お付き合いで参加することがなくなり、快適さを覚えた人もいるでしょう。
ムダなことだと気がついた人もいるでしょう。
そのため、《楽しい会話》も厳選された機会になっており希少性が増しています。
貴重な機会となっています。

貴重な機会であるならば、『失敗したくない』という気持ちもはたらきます。
そのため店舗や場所選びに時間をかける人も増えるのではないでしょうか。
そういった意味では競争が激化すると思います。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/