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〜不利な状況でも経営を加速させる原理を公開〜

そこにもデジタルディスプレイが広がる

fjconsultants Blog:4,558投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

液晶が増える

自動販売機に液晶が導入されたのが2017年のことです。
駅ナカに設置されたり、ホームに設置されています。
提供しているのは、株式会社JR東日本クロスステーション。
https://www.jr-cross.co.jp/corp/index.html
・株式会社JR東日本リテールネット
・株式会社JR東日本フーズ
・株式会社JR東日本ウォータービジネス
・株式会社鉄道会館
のJR東日本グループである4社が合併した会社です。(2021年4月)

鉄道以外の収益を増やすのが鉄道会社の方向性ですが、さらに力を入れていく領域だと思います。

液晶の自動販売機には特徴があります。
液晶なので、飲料ボトルの表示を変化させられることです。
この液晶自動販売機では、顧客によって表示画面を変化させています。
また気温によっても表示を変えます。
時間帯によっても変化させます。

というのも自動販売機にスイカSuicaが導入されてから顧客分析ができるようになりました。
40代男性、50代男性でも午後から夕方にかけたは甘い飲料水を購入することがわかったのです。
なので、15時や16時ごろに購入するとき目線の高さに甘い飲料水が並ぶことになるのです。

液晶だとマーケティングが可能になるのです。
顧客に合わせた提案ができるようになります。

今後は液晶が導入されるのは自動販売機だけでしょうか。

ここにも液晶が

コンビニエンスストアやスーパーマーケットの飲料水(ペットボトル)売り場にある冷蔵庫。
ガラス面になっている扉を開けて商品を取り出します。
このガラスの扉に《液晶》が導入される日がやってきます。

米国で始まっている

米国のcoolerscreens社。
https://www.coolerscreens.com/
ここが液晶(デジタルディスプレイ)の扉を提供しています。

上記の動画を見ればわかりますが、扉全体がディスプレイ。
冷蔵庫の中にある商品が表示されるだけでなくCMが流れたり、おすすめ商品が提示されたりします。
当然、顧客ごとに表示される内容を変えることもしています。
これ、大きな進化です。
情報量が圧倒的に多くなります。
顧客はこの情報から離れられなくなります。
米国で試験的運用がされていますが売り上げは50%から100%アップの結果が出ているようです。
この企業はまだスタートアップですが、可能性は大きいです。

デジタルディスプレイになると

情報量が増えるとひと言で言ってもわかりにくいですが、次のような情報が付加されます。
https://www.coolerscreens.com/platform
・フルアド広告(扉1枚全体を使った広告)
・マルチドア広告、ウォール広告(複数枚の扉を使い広告)
・バナー広告
・スポット広告
・ネイティブ商品広告
・ネイティブ商品フィルター
・プロモーションタグ
・栄養ラベル
などです。

まとめ

広告の分野はまだ未開拓の領域があります。
看板広告は減少していますが、こうしたデジタルサイネージ(デジタルディスプレイ)は増えていきます。
顧客ごとに提案する(表示する)内容が適切になればなるほど導入が進みます。
店舗であれば売り上げが増えるからです。
ただ広告が集まらなければ成立しないので、そこが課題です。
今回の冷蔵庫の扉をデジタルディスプレイにするのは、今まで手付かずの分野なので結果は出やすい。
導入すればするほど結果が出るので普及すると思います。

今後、どこがデジタルディスプレイになっていくのかが楽しみです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/