米国企業売上トップ入れ替わる

米国の売上トップ企業が入れ替わるようですね。ウォルマートが1位でしたが、2026年にAmazonが抜くようです。ウォルマートは13年連続米国トップでした。これが覆されるようです。

ウォルマートは20年前からデジタル最先端企業でした。小売のデータを分析し販売の方針を決めていたからです。サーバーの規模も当時は最大で、他がマネできないと言われていたほどです。

そのウォルマートもアマゾンに抜かれる日がやってきました。アマゾンはウォルマートとビジネスのアプローチが違いますので、単なる比較はできません。ウォルマートはあくまでも店舗ありきの小売。アマゾンは通販を中心としながら、物流を構築した企業となります。

冷静に考えてみると

ウォルマートもアマゾンも、両社最先端を導入している企業と認識されています。それが経営の効率化を生み出し、売上を最大にしているからです。

しかし、ここで一つ冷静に考えてほしい話があります。スターバックスが、
・AI在庫管理ツール
をたった9カ月で廃止しました。導入したのは2025年夏。
・タブレットカメラで牛乳やシロップなどの店舗在庫を自動カウントするツール
を北米全域に展開していました。ところが、
・ラベルの読み間違い
・数え間違い
が多発し、結局「手作業に戻す」という判断を下したのです。

誤算:AIに置き換えた落とし穴

スターバックスのAI在庫管理ツールは、NomadGoが開発したもので、スタッフがタブレットで棚をスキャンすると在庫数を自動算出する仕組み。一見、合理的に見えます。しかし、
・「目視で十分できていた作業」
をわざわざAIに置き換えた結果、
・精度が従業員の目より低い
という皮肉な結末を迎えてしまいました。

スタバCEOは
「製品不足が売上に悪影響を及ぼしている」
と公に認めています。ちょっとスタバは迷走気味ですね。

まとめ

大企業でも失敗するときは失敗します。表に失敗事例が出てくることは少ないですが、やはり何か新しいことをすれば失敗はつきもの。そのとき、新しいことの導入に問題があるケースもありますが、
・そもそも組織の問題
が原因のときもあります。スタバに関しては、現場のレベルが下がっているのが原因だと推測しています。AIによる在庫管理も現場の反発があったのではないでしょうか。そのため、道具を使うほど、失敗してしまうのです。その点は原因を見極めたい部分です。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆