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ルールチェンジによる開発競争激化

fjconsultants Blog:4,571投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

ルールチェンジ

ルールチェンジが今後発生します。
EUがガソリン車(内燃機関車)の新車販売を2035年に禁止する方向になりました。

EU、ガソリン車販売を35年に禁止 排出ゼロへ包括案、国境炭素税は23年にも :日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73887760V10C21A7MM8000/

ガソリン車(内燃機関車)の中には、ハイブリット車も入っています。

ハイブリッド車を含むガソリン車など内燃機関車の新車販売について2035年に事実上禁止

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73887760V10C21A7MM8000/

ルール、規定を変えてしまうのが当たり前の海外です。
今回もターゲット先を明確にしながら、排除を目的としたルールチェンジだと受け止めています。
ハイブリット車も含んでいることから、特定のメーカーの強さを弱めることが狙いなのではないかと感じます。
それだけEUエリアでも脅威なのでしょう。
ある意味、強さを認めていることにもなると思います。

現在の状況

EUエリアにおける日本車の展開は、絶好調。
トヨタのヤリスが

2021年1月に、欧州(EU27の国と地域)の新車販売で、トップ

https://gazoo.com/column/daily/21/05/19/

になっています。
この車種は、2017年からWRCラリーに参戦し(19年ぶり)知名度を上げてきました。
販売につながる形になっています。

欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021も受賞しており、トップに立ったのです。
それだけ目立つと狙われてしまうのでしょう。

日本でも「ヴィッツ」という名称が「ヤリス」に変更になりました。
なんとなく理由がわかるような気がします。

マスキー法

歴史を振り返れば1975年の排出ガス規制(マスキー法)のときも米国で制定されたのにも関わらず規制をクリアしたのはホンダだけでした。
他のメーカーは規制をクリアできず、規制スタートが延期されたことがあるのです。

日本はルールをつくることは苦手と言われています。
しかし、ルールをクリアすることには実績があるのです。

今回のEUガソリン車販売禁止も規制された範囲内で解を出してくるのではないでしょうか。
制約があればあるほど発想は出てくると言われています。
具体的なアイデアが生まれてくる。
制約条件が厳しいほど特殊解が成立しやすいのです。

まとめ

ルールも時間とともに変更される。
販売禁止になれば、その部分の売り上げは失われます。
ガソリン車(内燃機関車)以外を売り出すしかありません。
これから10数年間は開発競争が激化する。
スピードアップするのは確実です。
その分野での研究開発費は増えてくるでしょう。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/