時間の使い方がうまくいかない
「時間の使い方を忘れてしまった」
そんな感覚ないでしょうか。時間に余裕ができて2年間以上が経ち、「忙しい感覚」を忘れてしまった。さほど、考慮しなくても、淡々と仕事をこなすだけでも時間は間に合ったのです。マイペースで仕事ができた時期でした。自分の快適スピードで仕事をすることができたのです。
そのような状態が終わり、急に予定が入り出して、スケジュールの記載量が増えています。そうなってくると、時間のやりくりをしなくてはならない。でも、以前のようにスケジュール調整ができない。そんな嘆きが聞こえてくるのです。
感覚忘れ
感覚を忘れている。スポーツなら、経験がある人も多いのでわかりやすいのではないでしょうか。長い間、スポーツをしていないと感覚を忘れてしまう。スポーツ以外だと楽器演奏にたとえるなら、わかる人もいるでしょう。
長期間、何もしないで時間が経過してしまうと衰える。しかし復活させるために、1回5分間程度、練習するだけで感覚は戻ってきます。維持できるようになります。
タイムスケジュール
スケジュールを埋める、こなす感覚は、どのように回復させればいいのでしょうか。
これは、一度スケジュールをスキ間なく埋める日を1日設定します。始業時間から終わるところまでスキ間なく埋めてしまうのです。1日だけフルのスケジュールを経験すると、感覚を思い出します。いきなり連続してフルのスケジュールを設定すると破綻してしまうかもしれないので、1日だけの設定から始めるといいのではないでしょうか。
まとめ
数年前のスケジュール表を見返してください。どの程度の仕事をしていたのか確認できると思います。仕事をはじめたときの手帳も残っている人は、自分の仕事スピードを振り返ると成長していた時期がわかると思います。
仕事は関わる案件数(プロジェクト数)や関わる人の数が増えると時間は埋まっていく。しかも、案件ごとに費やせる時間数も減少していきます。決定までの時間も瞬間的になり、迷っている、考えている時間が減っていくのです。忙しい人に仕事は集中し、忙しい人ほどタイムマネジメントが向上するという法則に変わりはありません。
また、忙しくなる人が増える時期が来そうです。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,971投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆