過去から今後へ

問題抽出する、解決策を考えることが経営では、重要なポイントでした。目標を立てることからスタートしますが、この一連の流れが将来は無意味になることも考えられると感じています。そのようなことは人間がやることではないかもしれないのです(AIによる代替)。そのため、別の面も影響が出てくるでしょう。次に取り上げる優位性も影響があるのです。この勢いだと、大部分をゼロベースで再構築するしかないケースも出てくるかもしれません。

優位性もいきなり消滅か

仕事のスピードに関しては自信がありましたが、今やその自信も根拠のない世界になってしまいました。だれでも仕事の「ブーストツール(AI)」を手に入れたからです。

最近、木材や建築に関係する機会があり、顧客への提案スピードを考えています。個人住宅を建てるときには、土地を見に行き、簡易測量を行い、図面を書いて、見積りを出します。このプロセスに数日間から数週間の時間がかかっていました。

現在はスマホで現地を3Dスキャンが可能です。そうなると測量はスマホで撮影して終わり。そのあとは、そのデータをもとに図面を作成。これも図面アイデアや間取りアイデアはAIが画像を生成することで即作成が可能になるでしょう。企業規模に関わらず、現調→図面→見積り作成がその場で実現できる一歩手前まで来ているのを感じます。

手法が変わる

ここで言いたいことは、住宅、リフォームの業界において、図面、見積り提出が現地で瞬時に完了することです。これ、以前からの理想でした。現地で見積りを提出する企業は「電気工事」の企業で見たことはありますが他ではありません。他の企業は持ち帰って「来週か再来週に」と返答するのが普通でした。これがようやく変わります。長年の夢が叶いそうな気配です。

ポイントは、能力や規模、経験、場所に関係なく「即日見積り提出可能」になるのです。安価なシステムで利用できるようになるでしょう。予想より速く実現していきます。スマホのアプリになると予測しています。

まとめ

見積り提出が速いことは差別化ポイントでした。優位性があり、他社がマネできないとされていたのです。しかし、テクノロジーはそんな優位性も破壊していきます。ただ考えてみれば顧客にはメリットです。欲しい情報(ここでは見積り)がその場で手に入るからです。家を建てることやリフォームすることもその場で決定できるようになるでしょう。「見積りを待つ」という行為は消滅していくのです。少々はやい気もしますが、そんな時代を経験できるのを楽しみととらえて進むしかなさそうです。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆