人生の転換期に訪れる危機

人生の半ばにさしかかると、「ミッドライフ・クライシス」と呼ばれる心理的な危機に直面します。年齢としては40代から50代にかけてが多いようですが、人によってはもっと早く、あるいは遅くこの時期を迎えることもあるでしょう。実は、以前から気になっていたことでした。50代になった方が同じような質問をするからです。「軽く悩んでいる」と言われることが何度もありました。これが、ミッドライフ・クライシスだったのです。

具体的には

ミッドライフ・クライシスとは、具体的には下記のような状況のことを指しています。

  • 人生の意味や目的への疑問が生じる。自分のこれまでの人生を振り返り、「本当にこれでよかったのか」「自分は何のために生きているのか」といった根本的な疑問を感じる。
  • 喪失感や焦燥感を突然意味もなく感じる。若さや体力の衰えを感じ、チャンスが減っていくことへの焦りや、理想と現実のギャップによる喪失感を覚える。
  • 身体的・精神的な変化を感じる。更年期による心身の変調や、仕事や家庭でのストレスが重なり、心身の不調を感じることがある。
  • 残された時間を考え始める。人生の残り時間を自覚するようになり、それが負担になることがある。

根拠なく

ミッドライフ・クライシスの特徴は、これまでの人生を振り返って「本当にこれでよかったのか」「自分は何のために生きているのか」といった根本的な疑問を感じること。若さや体力の衰えを実感し、チャンスが減っていくことへの焦りや、理想と現実のギャップによる喪失感を覚えるのもこの時期の特徴です。時間軸を意識するようにもなるみたいです。残り時間を意識すると、焦燥感や焦りが急激に湧き出てしまうこともあるようです。また、まわりから見て順調な方でも虚無感を感じるようです。根拠もなく突然来るので、本人も焦るようです。これは外的な充実感だけでは満たされない、内面の欲求や渇望が表面化してくるからかもしれません。

まとめ

ミッドライフ・クライシスの過程では、これまで当たり前だと思っていた価値観や人生観が根底から揺さぶられる感じです。突然に発生すると焦りも生じます。そんなときに良い意味での開き直りができれば前に進むことができます。思考を止める、思考をスローにする時間も必要なのかもしれません。

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