急上昇の後には法則性がある

企業の栄枯盛衰は必ず起こる。急激な動きをするときほど、その次も急激な動きになる。これが急激な上昇は急激な下落になるのです。人気も同様。ブームになる製品は、そのスピードが急なほど、ブームが終わると急落する。

最近のブランド評価で、あるブランドが失速し続けています。それは
・ナイキ
です。ナイキの失速は聞いてはいましたが、メディアで取り上げるほどになっています。その一方、同じジャンルでは
・アディダス
が躍進中。そうですね。人気なのは、街中で見かける様子で理解していました。昨年あたりから見かける光景だったのです。若年層に支持されているので、人気が広がっているのを感じていたのです。スポーツジャンルではなく、アパレルジャンルで
・人気
・購入
しているのを見て、そう感じていました。このような層の人が買っているんだと感じたものです。新宿駅近郊でも新しいショップができており、毎月のように前を通りますが、そこも人気です。躍進という表現がピッタリな根拠もあると感じます。

次の人気が出現すると

アディダスの人気が出てくると、以前人気だったナイキが下がっていく。それは誰もが理解できるでしょう。そのとき、アディダスの成功がメディアでは取り上げられるものです。成功の要因はいくつかありますが、中には後付け理論で語られることもあるので、本当のところはわからないものです。アディダスの人気要因のひとつは
・新ジャンル確立
にあります。新ジャンル開拓にチャレンジした結果だと個人的には考えています。

その一方で、ナイキは、
・既存ジャンル
を踏襲しています。これも戦略のひとつ。わるいわけではありません。しかし、他社(他者)が新しいジャンルを確立してしまったら、
・追随するか
・追随しないのか
を決めなくてはなりません。今後のナイキの戦略選択の方が関心があります。

まとめ

消費者の心はすぐに変わります。長年のブランドも新しい顧客にアプローチしなければ、急に古く見えてしまいます。その点で考えてみればアディダスの躍進は成功の根拠があることがわかります。新しいジャンルに進出し、新しい顧客層が購入するようになった。そこがポイントでしょう。他のナイキのようなメーカーがそこに追随するかは今後の動向でわかると思います。そこも注目です。

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