部下の話を聞けるリーダー
リーダーがスタッフと1on1をする。これは有効は手段。その場で、スタッフが日頃から抱えている悩みや課題、目標設定を相談する。その中で、
・緊急ではないけれど重要な課題
を打ち明けることもあります。これを解決してほしいが、すぐではない、という内容です。チームの課題や会社の課題といった大きな課題な内容が多く、他部署との調整も必要になってきます。そのとき、リーダーはどのような返答をしているのか。そこが今回のポイントです。
時間軸を伝えていない
リーダーは「わかった、それは解決する」と約束するリーダーがいます。頼もしい返答です。スタッフは安心して現場に戻ります。一見、理想的なリーダーシップに見えますが何が問題かわかりますか。
それは、時間軸kです。いつまでに解決するかの予測を伝えていない。
その後はどうなるだろうか。
たとえば、何も起きないケース。1週間経っても、1ヶ月経っても、約束された「解決」は訪れない。スタッフは最初こそ「忙しいんだろうな」と好意的に解釈します。しかし2回目、3回目と同じことが繰り返されると
・「ああ、この人は口だけだ」
と静かに悟っていくのです。期待値が高い分、落胆も大きい。こんなこと発生してませんか。
何度も発生させてしまう1人
このようなケースを調べていくと、1人のリーダーがいくつも同じようなことを発生させているのです。他のスタッフにも、他の部署にも同じようなことを言ってしまっています。
・約束をばらまいている
状態です。わたしも経験があるのでよくわかります。最初はとても良いリーダーのように見えますが、信用から不信になった瞬間に口も聞きたくない対象となっていくのです。
何度も見てきた
この現象、これまで何人ものリーダーを見てきた中で
・繰り返し目にしてきたパターン
です。そして結末はいつも同じ。
・信用を失う
・孤立する
・慌てて行動する
・自ら失敗を繰り返す
のです。
「約束の安売り」はしない
約束とは信用を醸成する欠かせないポイントです。今回のケースだと
・解決するまでの時間
を伝えていないことが問題。リーダーの中には
・半年かかる
・1年かかる
と思っていても、それを言わないケースがあるのが問題なのです。大きな問題は解決に長期間かかることもあります。わたしも、「このケースだと2年から3年はかかりますが」と伝えることもあります。どうしても、時間がかかることもあるので、それは伝えておかなければならないのです。そこを避けて、良い姿を見せても最後には信用を失ってしまいます。
まとめ
悪意なき言動が信用を失っている。今回のケースはその典型です。ウソをつくつもりもないのですが、結果的には信用を失くしているので、結果は同じ。何度も同じようなことをすれば、そのリーダーは偽善者っぽく見られるようになるでしょう。これは、本人に自覚がないケースもあるので、厳しいようですが、本人にフィードバックが必要となるでしょう。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
