「職人は修行に時間がかかる」は本当か
寿司職人になるには
・飯炊き3年
・握り8年
と言われてきました。根拠はよくわかりません。合計11年かかるのです。これが業界の「常識」。たとえば、20歳で門を叩いても、一人前と認められるのは31歳になる計算です。とにかく時間がかかると思っていました。それを信じていました。それほどまでに時間がかかるからこそ、価値があると思っていたのです。
この「前提」は変化しました。長い年数がかかると思っている人は少なくなってきたのです。
2ヶ月で寿司職人を育てる
東京で2ヶ月間で寿司職人を育てる場所があります。知り合いも通ったことがあります。本当に2ヶ月で寿司職人になりました。本当にそうなったのです。実際にいただいたこともありますが、不満はありません。
「たった2ヶ月で職人になれるわけがない」
最初はそう感じましたが、食べてみるとそうではありません。
今は、他のエリアでも2ヶ月間で寿司職人になることができる場が増えています。最近だと北陸でスタートしたようです。他にも、寿司チェーンの会社が有料で寿司職人育成をしているところもありました(最近は募集していないようです)。最短1ヶ月のコースが設定されていました。
これは寿司業界だけの話ではない
時間がかかるという固定概念。これは今後払拭しなければならない視点です。早期に1人前になることがどの業界でもできる時代が来ているようにも感じます。それを成し遂げた企業から先に行くのでしょう。
育成、教育、が企業の進化の源になることは確かです。そう考えると、育成の仕組み、教育の仕組みも進化させなければなりません。
まとめ
「修行に何年もかける」という美学は、確かに尊いと感じます。しかし、人手不足の時代に、美学だけでは事業は続かないでしょう。今回は寿司職人だけを取り上げましたが、他の事例はあまり公開されていないだけで存在しています。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
