違う目的がある

ポイントは、普通に使うようになりました。貯めてから、支払いのときに利用します。Tポイントや楽天ポイントなどからスタートした感じはありますが、今は、ポイント付与されることが当たり前のように感じています。このポイントの仕組みは、人の心理に基づいて普及しています。それは、ポイント利用するときのメリットを感じているのはそうなのですが、それ以外にも欲求を満たしています。それは
・貯める楽しみ
です。貯まってくると購入できる製品が広がっていく。可能性が広がるので、楽しいのです。貯蓄の楽しみと似た感覚になるのです。資産が増える感覚ですね。

企業側にもメリット

ポイントを提供している企業側としてはポイントを使ってもらえばリピートが生まれ、売上につながる。 だからどの企業も「今すぐ使えます」「期間限定で2倍」と、消費を促す設計に必死になっています。

企業としたら、ポイントを付与して、貯めてもらった方が財務的にもメリットがあります。ポイント失効分は利益につながることもあり、値引きよりポイントの方が収益に結びつきやすい。

「値引き」ではなく「通帳」を作った感覚

多くの企業がポイントを「割引クーポンの代わり」として設計しています。 100円で1ポイント、500ポイント貯まったら500円引き。 この発想とちがう発想もあります。
・ポイントを「お客さんの通帳(口座)」
にする仕組みです。通帳、口座として機能させると気になります。通帳の残高が減るのは、誰だって嫌なもの。 逆に残高が増えていくのは、金額の大小にかかわらず気持ちがいい。

この心理を突いた仕組みにすると
・ポイントの未使用残高が積み上がるほどユーザーはそのカードを手放せなくなる
のです。これはロイヤルティの究極の形といえるのではないでしょうか。

ポイント経済圏

ポイント経済圏を形成することは企業にとって命題になりつつあります。JR各社もポイント経済圏を推し進めているように見えます。他の企業も顧客の囲い込みとしてポイントを利用しています。

自然とポイント経済圏に取り込まれると、とても便利なので、結局のところ使い続けることになってしまいます。手離せないポイントがあるのではないでしょうか。

まとめ

このようにポイントの仕組みは心理的にも理にかなっています。また、馴染んでいます。これを企業として展開するにはパワーが必要ですが、仕組みの構造は知っておきたい部分だと感じます。

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