会社に透明性を持ち込みすぎると 創造性が消滅してしまう。
特に経理、予算の透明性を突き詰めると 開発部門は、
余裕をなくし、アッと言わせる 製品、商品、サービスが
出てこなくなる。 これが現在のメーカーの閉塞感をつくっている。
独創的な商品をつくりだす会社ほど、開発陣には
余裕を持たせている。
開発時間の2割を自由に使っていい、
という会社がそれに当たる。
こうした余裕から、隠し玉と言われる開発が出てきたものです。
創造性を向上させるには、締め切りと余裕のバランスが
必要なんですね。
日本の家電メーカーを筆頭に、閉塞感があるのは、
余裕部分(遊び部分)がなくなったことが要因でしょう。