スクリーンシェアで

AIの使い方、変わりますね。単に会話するだけではなくなっています。たとえば、自分のパソコン(スマホ)の画面をAIと共有しながら会話ができるようになりました。画面共有を活用したAIとのインタラクティブなコミュニケーションです。特に、アプリやソフトの操作がわからないときに、「ここをクリックすればいいですか」とか、「この選択範囲になりますか」と画面の操作を見てもらいながら返答をもらうことができるのです。これ、使ってみると便利さに気がつくと思いますし、離れられなくなると感じます。

新しいコミュニケーション手法

以前の一方向的なAIとの対話から、画面共有を通じた双方向的なコミュニケーションへと変化すると、AIの利用範囲が急激に増えていきます。ソフトの操作指導だけにとどまらず、教育研修でも、その効果を発揮しています。実際の画面を共有しながらの指導により、言葉だけでは伝わりにくい細かな操作手順や設定方法を、視覚的に明確に伝えることが可能になるからです。教育の分野はもともとAIと相性が良いとされていました。それが、普及期に入る段階になってきたということです。

新しいかたち

さらにおもしろいのは、電子書籍の画面を共有し、スクリーンに映っている書籍をもとにAIと会話が成立します。文章を要約することもできてしまいます。また、文章の内容について議論することもできるでしょう。文章データをPDF化してアップロードする必要もありません。簡単に画面共有で会話ができてしまうのです。

時間概念を変えなければ

単に便利なツールができてきた、という認識では遅れが出てしまうと考えています。便利さが「時短」になっていることに気がつくことがポイントです。時間軸が変わってしまうのです。教育や研修、企画立案から資料作成、アイデアから実践までの時間が極端に短くなるのです。今までの時間サイクルで仕事を進めていると、顧客対応に遅れが出てしまうでしょう。1年間に取り組めるプロジェクトの数も他に負けてしまうでしょう。

まとめ

経営は1年間という時間軸で業績結果を求められます。その中で、いかに仕事のサイクルを数多く回すかがカギになります。準備時間が速くなる、教育期間が速くなるほど業績に連動していきます。マーケティングや営業活動もサイクルが多くなれば成績に直結していきます。時短の意識を必然的にしなければならない時期がやってきました。その意識だけは忘れないようにしたいです。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳 運営 執筆