経営者は人を見極める場面が非常に多いです。
1)採用
2)評価
3)教育 など
の場面では特に社運をかけて人を見極めて
いるはずです。
「どうしたら、人を見極めできるのか?」
という質問を受けました。
今までの経験の中で人と深く関わることが
多かったせいか、人を見極めるときの
見える範囲が本人以上に広く見えています。
個人的な職人技として使ってきた
【見極めの技術】
でしたが、何回かに分けて整理しようと
思います。
はじめに
1)面談時の質問話法
について。
見極めのはじめは、【質問の技術】になります。
コツは「質問を重ねる」ということ。
たとえば、
「どうして、この仕事を選んだのですか」
「どうして、そう考えたのですか」
「そう思うのは、どこからきているのですか」
「そう考えるのは、以前になにかあったのですか」
「選ぶときには何を比較しますか」
「選ぶときには、どのようなプロセスで考えていますか」
「判断基準はなんですか」
のように畳み掛けるように質問を重ねていきます。
まずは、この質問の種類を増やすことが優先。
ひとつのことを聞いていくにも、
「なぜ、そう決めたのか?」
「決めた理由は?」
「決めるときに迷ったことは?」
「そこにいたるプロセスは?」
といった質問の種類を増やすことです。
一度、質問の種類を洗い出して公開するように
します。