【fjコンサルタンツ365日Blog:3511投稿目】

以前に獺祭の経営者本を読んでいました。

3代目経営者として

苦難の路を歩まれ、右往左往しながらも

今の経営にたどり着いたプロセスは

参考になる内容です。

 

テーマパークをつくり数億円の赤字を

出したり、お酒も2級酒を大量に製造販売

するのを試みたりと今の形に収まるまでに

試行錯誤したことが赤裸々に書かれており

経営の真髄を見る思いです。

 

結局のところ少量の良品(純米大吟醸)に

絞って開発製造したことで安定の経営へと

定着しています。

 

豪雨で

そんな山口県の旭酒造が今回の西日本豪雨で

被災。停電してしまったため設備が停止。

発酵中の停電のため品質基準に届かない

お酒になってしまったのです。

 

獺祭島耕作

その分を「獺祭 島耕作」として発売。

通常の獺祭としての品質基準には達して

いないが、十分美味しいお酒なので

ポジティブな形として提供することを

決定されたのです。

 

また、

販売価格のうち200円は義援金として

寄付をするプランになっています。

 

獺祭島耕作02

企業経営は地元の雇用を生み、社会貢献

している側面があります。

 

存在価値のある企業は存続することが

望ましいと考えています。

 

できることは限られますが応援できる

ところから行動していきたいと思います。