発言は人の【思考回路】をあらわします。
企業において組織が健全に機能しているのかは、
【人の発言】を丁寧に見ていけば測定できるものです。
たとえば、
「会社の改善点をあげてください」
と質問したときに
『会社は、ーーーーーあるべきだ』
と発言されるか
『私としてはーーーーを改善したい』
のちがいです。
発言の内容が
【会社側】と【こちら側】に分ける
もしくは、
【分けない】
のどちらかになっているのです。
これを組織の上位役職者からリサーチすると
組織の構造が明らかになってくるのです。
たとえば、
〈部長職〉の方が
【会社側】と【こちら側】に分けて発言している
時は、組織力が確実に弱い。
競合他社に負けているか、これから負けることに
なるでしょう。
要注意の状態です。
課長、係長クラスを見た時に
会社側とこちら側に
【分けて発言する人数】:【分けない発言の人数】
によって将来の組織力が判断できます。
会社側とこちら側に分けない人は将来の
上位役職者候補にもなります。
このように、発言の思考回路で組織図を色分け
したときに、どちらの色の方が多いのかによって
現状の組織力を測定し、5年後、10年後の組織を
予測形成することができるのです。