「ニュースから企業経営のヒント」の記事一覧

賃上げ率は企業間で差があり、連合の集計では平均3.57%だが、帝国データバンクの調査では5%未満が6割を占める。また気になるのは2割が据え置き。据え置き企業は優秀な人財流出が予想され、さらに負のスパイラルになっていく。これが予想していた競争激化のひとつです。

米国のインフレ対策は誤算で、長期化の懸念がある。日本も他人事ではなく、インフレが数年続き消費が減退する最悪のシナリオも想定しておくことになる。今はシミュレーションが必要な時期。発生率が低い内容でも発生率はゼロではないので、経営者は頭の中で考えておくのが得策。

政府支出拡大の効果等 財務省が公表した資料がなかなか鋭いことを伝えています。簡単に言えば、政府施策の効果が見えないと結論づけているのです。過去20年間で積極的な財政政策を実施してきたものの、その効果については関係性が見ら […]

Z世代が中古車市場を牽引している理由は、賢い消費行動にある。値崩れ前に売却し乗り換える。人気車種は高い残価率を維持しているのも見逃さない。Z世代の消費行動は、他の製品の購入パターンにも影響を与えていくだろう。

日銀総裁が単独インタビューで今年の追加利上げを示唆。物価目標達成への自信と国際情勢を踏まえた判断か。市場へのメッセージの意味合いもあるが、実現には条件があるはず。

モーレツ企業は熱心な労働環境で目標達成を目指している企業で、ホワイト企業は良好な環境があり、プラチナ企業はさらに年代問わず満足度が高い。このような分類する傾向は続くでしょう。ただ、3分類だけで分けてほしくないという気持ちも残ります。

新卒一括採用は日本独自の制度だが、教育されるのが当然という誤解も。海外では即戦力を求められるが、日本では会社が育成する。新入社員には、この特殊事情を理解してほしいと考えてしまう。会社側もその点を丁寧に伝えてもいいのでは。

デジタル過剰で常時オンラインの生活に疲れた人々が、オフラインの時間を大切にする「デジタル過剰からの脱却」を実践し始めている。アナログ趣味に没頭し、オンオフのバランスを取る。健康のためにオフライン時間の確保が重要になるかも。