スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

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「ニュースから企業経営のヒント」の記事一覧

hands-system

手ぶらで自由に動きたいので生体認証か

生体認証技術の進化、普及ですがAmazonが手のひら認証のシステムを一般への販売をスタートさせています。このシステムは米国でスポーツジムや空港で広まりつつあり、ユーザーは手のひらを使って簡単に決済できる高速で非接触型のIDサービスです。この技術が徐々に浸透すれば、将来的には手ぶらでの買い物や事務所の入室管理にも利用できます。価格やセキュリティなどがクリアできれば、最終的には手ぶらで動けるサービスが選ばれていくでしょう。
sim

条件が揃わなければシェア増えない

楽天グループの株主優待、通信SIMを提供するようです。楽天モバイルの契約数に苦戦しており、eSIMの株主優待によって契約数増加をさせるようです。楽天モバイルは他社に追随され、競争が激しい。市場参入は難しく、成功は偶然の条件に左右されることがあります。楽天モバイルの展開に注目です。
return to the world

金利ある世界ではこんな金利%になる

金利の変動による影響が不透明で不安を感じている方も多いかと思います。2%物価の安定には、シミュレーションによると政策金利は2.8%まで上昇すると予想されています。それに伴い預金金利やローン金利も大幅に変動する見込みです。特に住宅ローンは大きな上昇になるでしょう。個々の状況によってはプラスとマイナスが分かれるため、今のうちから対策を考えておく必要があります。
disconnect

不正発生、その原因、見過ごす理由、真因とは

認証申請に関する不正行為が自動車めーかーで発覚し、組織内の問題が明らかになりました。過度な開発スケジュールによるプレッシャーや管理職の無関与などが発生原因とされています。また、管理幹部と現場との断絶が責任放棄や通常の報告ラインの機能不全を引き起こしました。再発防止策の確立が今後のポイントだと感じます。
relationship

長期的な製品価値はどこがポイントなのか

製品の使用期間が短くなり、物質の豊かさは消費を前提にする現状があります。しかし、EUではアパレルの廃棄規制が導入されることで合意。持続可能な方向に舵を切り始めています。一方で、先端技術の製品は修理が難しく、修理できる製品が減っているという危機感もあります。だからこそ、「自分で修理できる」を価値とする動きも出てきています。今後は長期間利用でき、価値が減らない製品へのニーズが部分的に突出してくるでしょう。
sns-media

あくまでも相手があってのツールです、SNSは

トレンドは毎年細分化しており、自分の好きな分野の情報をSNSが補完してくれるのは助かります。TikTokが新たなトレンドを発表し、部門ごとにランクインしたものが挙げられています。しかし、SNSの使用法の本質は「交流する」ことであると言えるでしょう。毎日少しずつでもSNSに接することで、新たなトレンドや情報を知ることが可能となり、時間とともに、これがビジネスリーダーにとって重要な視点となるはずです。
dynamic and abstract

折り返し地点がそろそろやってくる

米国FRBは金利上昇を停止し、2024年から利下げを予定していると明らかにしました。これにより、米国経済はソフトランディング(景気後退を緩やかにする経済政策)する可能性が高まり、株価も期待値とともに上昇することが予想されています。しかし、インフレの懸念がまだ残る状態で、中央銀行の金利政策の判断は難しい状況にあります。英国でも金利据え置きが続いています。大きな動きが予想されるのは2024年の春で、その時期を見守るしかないと感じます。
cost-simulation

2択しかなさそうです、収益改善

コストが上昇する時期には、値上げするか原価低減するかの2つの選択肢で対応します。値上げできる企業は収益性が向上しますが、できない企業は厳しい状況に立たされます。そこで原価低減が重視され、中でもロスの見直しが重要。特に、ビジネスプロセスの改善、在庫管理の最適化、スタッフのトレーニングと意識向上、無駄な出費の削減が有効だとされます。これらはビジネスにとって永遠の課題であり、定期的な見直しがベストです