スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

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ビジネスシーン

年末年始に最も意味がないのは決意すること

年末年始に今年の振り返りと新年への 計画を立てる人は多いと思います。   新しい手帳を手にして新年への期待も 出てくるからです。   来年こそは「・・・を実現したい」 「・・・に行きたい」など考えることも 多いことでしょう。 計画を立てていくのは楽しい作業です。 今年やり残したこと、手をつけられなか ったこと、時間がなかったことなどが 計画を立てている時に『実現する期待』が 湧いてくるからです。   そんな期待が出てくる時は、思い切って 今までできなかったことにもチャレンジ しよう、と意気込むことも出てきます。  

業務の外部委託が増える

奈良県奈良市に本店がある 株式会社南都銀行 がATMを部分的に外部委託する という記事が出ていました。 外部委託先はセブン銀行。 支店外にあるATM200台以上を セブン銀行に一括委託するとのこと。 南都銀行のATMの4割を外部委託 するのを決断。 南都銀行がセブン銀行のATMを設置 することになります。 こうしたATMの外部委託によるコスト 削減は、自社設置のATMと比較して ランニングコストが約半分にまで 減るようです。 削減できるコストは年間1億円以上を 目標としておりそのまま収益に反映 されることになります。
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多様性の感覚が会社を変える

「リーダーが男性ばかりですね」 『そうなんです』 「エンドユーザーに女性はいますか」 『女性ばかりです・・・』 こんな会話をすることが増えました。 提供している商品・サービスを最終的に 享受する人の中に女声が含まれていながら 提供側は男性ばかりで決定している。 このアンバランス、歪が出ている業界が あるということです。 エンドユーザーに女性が含まれていなくても

適応するかではなく解決していく

SDGs(エスディージーズ)とういう単語 があります。 「持続可能な開発目標」のことを 指しています。   2015年の国連でされた2030年までの 目標です。   当Blogでも過去に動画を取り上げて います。 「持続可能な開発のための2030アジェンダを読む」 ようするに世界が抱えている課題を この目標設定により解決していこう という主旨です。
ビジネス

行動格差が開いているのか

最近の書籍の傾向ですが 「即行動」 「0秒で」 「行動しなさい」 といった口調のものが増えています。   このBlogでも以前に 「情報格差ではなく行動格差へ」 という内容で取り上げています。   行動によって差ができることを 「行動格差」と言いますが、3〜4年ほど 前から
定規

レモン市場を狙う戦略

「レモン市場」という言葉があります。 もともと昔の中古自動車市場のような状態の ことを指しています。   具体的には、買い手には商品の良さを 判別する情報がほとんどなく、売って いる商品も粗悪品が多い状態です。  
製造

生産性G7最下位だから残業体質なのか

公益財団法人 日本生産性本部が 2018年12月19日に 「労働生産性の国際比較2018」 を発表しました。   2017年度の結果が公開された形に なります。 日本の時間あたりの労働生産性は (就業1時間あたり付加価値) ・4,700円(47ドル) となっています。   OECD加盟国(36カ国)における ランキングは「20位」で低いまま です。   主要先進国G7の中では50年ちかく
タクシー

無料ではなく0円

今月(2018年12月)に入りDeNA社 (ディー・エヌ・エー社)が 「0円タクシー」 を開始しました。 期間限定のプロジェクトです。 50台で運用開始しています。 乗車料金はスポンサーの日清食品と DeNA(ディー・エヌ・エー)社が 負担する仕組みです。 日清食品のラッピングタクシーを
電車

消費って伸びない?

2018年10月の家計調査報告。 消費についてピックアップして 確認してみます。 下記グラフは、2015年を100とした 消費支出のグラフ。 衝撃的なのは・・・・という事実です。2015年の時と比較して消費は伸びていない 事実もあるということをここでは押さえて おかなければなりません。 では消費が伸びないのは、どのような 理由なのでしょうか。

坑道の中のカナリア

坑道の中のカナリア(canary in a coal mine) という言葉があります。 今では使われていない手法ですが 炭鉱で一酸化炭素中毒などの毒ガスを人間より先に 察知させるためにカナリアを用いて いたという歴史があります。 それが今では比喩、たとえとして 使われています。

1年前と比較して増加減少したところ

統計データを定期的に確認しています。 こうした定点観測は振り返りから 将来予測へとつながるので経営に携わって いる人には不可欠だと感じています。 労働力調査の2018年10月分が公開 されています。 就業者数は1年前の同月と比較して 144万人増加して6275万人となって います。 全人口の51%が就労していることに なります。 急増している業界とは
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2019年を占う(1)

来年2019年を占うために現状を最初に 振り返っておきます。 今月に入り、忘年会の季節になりましたが 忘年会の日程が例年よりはやくなっている ことに気がついてますでしょうか。 通常ですと12月中旬がピークになるのですが