リーダーの感覚のズレ(1)
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リーダーの感覚ズレについて考えたとき、
中でも「部下指導」、「部下教育」に
ついて、大きくズレた認識を持った人が多いな、
と感じています。
外部から見ると、
仲がいいけど、成績のパッとしない野球チームと
冷たい雰囲気に見えるが常勝集団の野球チームの
ちがいみたいなものです。
さて、何がズレているのでしょうか?
1)育てずに教えている
2)結果から目をそらしている
3)人を見て判断している(全体を見ていない)
の3点だと考えています。
1)育てずに教えてばかりいる
「育てる」の定義は、
「結果を伸ばすこと」
「能力を広げること」
「限界を越えること」
であり、「教える」とは
・一方通行(座学)
・過去の成功体験(苦労話)
・一般論の説明(抽象的)
になりがちです。
結果が出る部下を輩出するリーダーは
再現性を持って育てています。
どんなスペックの部下がきても必ず
育てあげます。
これが、本物のリーダーとそうでないリーダーとの
ちがいです。
ある特定の人だけ成長した事例をあげて
主張する方もいらっしゃいますが本当に
実力とは言えません。