企業にとって資産はモノだけでは
ありません。
人財も資産。
頭の中に入っている情報も資産。
文章も資産。
顧客も資産。
実績も資産。
三月に棚卸を実施された会社も多いと思いますが、
モノ以外の資産も棚卸をこの機会に取り組んで見てください。
有効なのは、事業ドメインを考えるときに会社の
資産が増えると、新規事業の発案につながること。
(事業ドメイン=企業が事業を展開していく領域)
新規事業は、
顧客が求めていることを他社より先駆けて打ち出していくこと。
資産と顧客の指向が重なったところに新たな事業ドメインが
存在しているのです。
見えているか見えていないのは関係がありません。
特定の業界が悲鳴をあげるような内容かもしれません。
新しいことには反発もあるでしょう。
見落としていけないのは、顧客が最終的に求めているのかどうか。
求めていながら、支払う金額以上の満足を得ているかどうか。
購入してくれるから、現状のままでいいわけではない。
支払対価以上の利益を顧客が感じていること。
しかも9割以上がそこに入っていること。
今後の事業はこの基準にこだわらなければならない、
と感じています。
それだけ競争が激しいということ。
営業力だけ上げても一瞬しか上昇しません。
組織と事業の力強さ。
この2本柱にこだわり抜く時代が来ました。