まず、ストレスが存在するか?
という議論があります。

ここでは、ストレスという病気は
存在しない、という前提で話しを
進めます。

ただ、仕事をしていく上では、
乗り越えるべき壁が出てきます。

その壁に対して、感じるものを
ストレスと定義します。

ストレスに対する強さを
ストレス耐性と呼びます。

仕事ができる人たちは、
【ストレスに強い】
と言われています。

不可欠な資質だ、と講演で
語っている方もいました。

では、どのようにストレス耐性を
上げていくのか。

最初からストレス耐性が強い人は
いません。

もし、いるとすれば無神経という
ことになります。

やはり、経験の積み重ねで強く
なります。
しかし、経験を重ねても、運悪く
つぶれてしまうこともあります。

その差はどこにあるのでしょうか。

体力がある人がストレスに強いと
思われることが多いですが、私が
見る限り、そうとは限りません。

体力でなければ、なにか?

 

それは

【とらえかた】

です。

目の前に立ちはだかった壁を
どのように眺めるのか?

眺め方によって結果が変化するのです。

まず壁が出てきたことに対して

1)なぜこんなものが出てくるのか!
2)なんだろう?
という、出現に対するとらえかたの違い。

次に
3)こんな大きなものがなぜ!
4)へえ、どのくらいの大きさなのか?
という、壁の大きさについてのとらえかたの違い。

次に
5)お手上げ。何もできない!
6)なんとかできないかなあ?
という、乗り越え方を探す違い。

7)何をすればいいのですか!(逆ギレ)
8)とりあえず、チャレンジしてみますか?
という、実践の違い。

しんどいなあ、という重さは感じ
ながらも、思考だけはクールに、
落ち着いて分離させるのです。

感情は、
【カッとなっている状態】
であることは、変わりありません。

そこから、
◆感情をストップさせる
◆感情と分析を切り離す
という作業が客観性をうみだします。

客観性が芽生えれば、あとは解決
までは短く短時間で到達。

こうすればストレス耐性が上がっていきます。