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自分の仕事を【抱える】と【依頼する】のバランス

「自分の仕事を抱えすぎて、本来の業務に

支障をきたしている人がいるのでなんとかしたい」

と相談されることがあります。

たとえば、営業の仕事は、

【商談部分】と【事務処理部分】

に分けられます。

営業さんの効率を上げるには、【商談部分】を

増やすことになるのですが、現実的には

なかなかそうならない。

それは、なぜか?

自分の仕事を抱えすぎる人の心理の中に

【他人を信用できない】

という深層心理がはたらいていることがあります。

だから、事務処理部分においても

「依頼すると失敗をするから」

「依頼するのに説明がめんどうだ」

「依頼すると手間が増える」

「依頼する人のレベルが・・・」

と心の中で思ってしまうのです。

器用に仕事をこなせる人ほど、その傾向が

強いです。

そのため、いつまでも忙しくしている状態が

続くのです。

これを打破するには、

【商談部分】と【事務処理部分】を

明確に分けて、

【自分でやる仕事】と【やらない仕事】を

だれでもわかるように線引きします。

このときに、本人以外も加わって判断することが

必要になります。

あとは、【やらない仕事】をどうやって社内に

仕組み化するのか。

これは、ノウハウの世界。

最初は、時間がかかりますが、必ずできます。

ある会社では、営業さんは外回りだけに

してしまいました。

見積もりから発注業務などすべて営業さんの

仕事から切り離してしまったのです。

そのため、ここ10年ほど、売上げは

右肩上がりを続けています。

ここまでやられると、営業さんも商談しか

やることがありません。

おのずと成績が上がるようになっているのです。

このように、個人の仕事の中身も他の人が

関わりながらバランスをとっていくことが

求められます。