会話は、【自分】と【相手】のキャッチボール。

理想的な会話は、

【自分】5:【相手】5 のバランス。

では、【リーダー】と【部下】の場合はどうか。

理想的な5:5には普通なりませんが

せめて

【リーダー】7:【部下】3

でおさえたいところです。

これが、中には

【リーダー】10:【部下】0

の人がいて、

『常に話しをかぶせる人』

になっているのです。

たとえば、部下の方が

「この件、修正をした方が・・・」

と提案したとたんに

「だから、これは、これでいいの」

と即座にさえぎってしまうリーダーのことです。

業績が芳しくなく、即決を求められるときは

その方がいいですが、普段から

『話しをかぶせる』

ことばかりしてしまうのは、まずい。

部下が育たず、何も考えようとしない

部署になってしまいます。

こんなリーダーの口グセは

「そうじゃない・・・」

「わかってないなあ・・・」

「何度言ったらわかるの・・・」

と言っているはずです。

しかも、『めんどうだなあ』という態度を

とりながら。

こんなリーダーの部署には特徴があるのが

わかりました。

それは、

辞めていく部下が後を絶たない

のです。

これは、人間の心理の中に

【認めてもらいたい】

という心情があるから。

話しを聞いてもらえない、という状況は

【存在を否定された】のと

同じように感じるわけです。

だからこそ、

【リーダー】10:【部下】0

ではなく、最低ライン

【リーダー】7:【部下】3

のバランスで仕事の会話をしていきたいところです。