商品サービスの歴史をたどると
普及→高性能化→デザイン志向
という流れが見て取れます。
自動車も普及期には、大衆車(フォード)が
広がりました。
その後は、スピード競争、安全性という高性能化へ
流れて行き、それが落ち着くとボディデザイン、
インテリアデザインなどのデザイン志向へ
移っているのです。
携帯電話も同じです。
普及期が終わると、機能がすべて詰まった携帯電話に
移行し、とても使いこなせない時代がありました。
しかし、本体が厚くなり重くなったため、使う機能を
絞りながら、【スリム携帯】へと移っていったのです。
これは、エンドユーザーが対象の商品・製品に
限ったことではありません。
法人向けの商品についても同じです。
機械、設備などの製品についてもデザイン化の流れは
止められません。
性能差が少なったことや
性能が使用レベルをはるかに越えてしまい
どこのメーカーの商品でも機能を満たして
しまっていることも見受けられます。
そこまで行けば、
【デザイン志向】
へ大きくシフトするのです。
自分たちの商品・製品についても
どのような流れで開発されてきているのか、
現在はどの位置にいるのかを確認することも大事です。