先日
「仕事で失敗したくない」
というブログを書きました。
反響が大きいところを見ますと、やはり人は、とても
【失敗が気になる】
存在だと実感しています。
失敗という概念は、どうして大きな感覚として
人の中には長期間、残るものなのでしょうか。
前回は、体裁が気になる、カッコわるい、などの
ことを解説しました。
今回は、もうひとつの側面から見てみます。
人は
【選択した道】と【選択しなかった道】
の両方に感情を持っています。
失敗というのは、【選択した道】で起こるわけですが
なぜか
【選択しなかった道】
の方が感情的に大きな形で残ってしまうのです。
特に大きな決断ほど【選択しなかった道】のことばかり
気になるわけです。
たとえば、高額な商品を購入したいと思い
「今は購入するのを止めておく」
と判断します。
そこから【購入した】という選択肢が気になり出すのです。
「もし、購入していたら・・・」
と【if;もし・・・ならば】ということばかり考えて
しまうわけです。
この反復回数が多いため、記憶と感情で
【失敗という意識】
が定着してしまうのです。
「反省」という名で、過去を【if;もし・・・ならば】と
振り返る習慣のある人ほど、
【失敗を引きずる】
傾向にあります。
過去の選択を変更することはできません。
その時に、【最高の決断】をしているはずです。
現在から過去を見れば、正解が見えてきますが
それをしつこく繰り返す必要もありません。
【将来】に向けて考え、【将来】に向けて行動し、
結果や貢献をしていけばいいと考えています。