経営の判断基準 即決と先送り
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経営には、毎日のように問題が
降ってきます。
それをどのように
【決断】
して経営していくかによって
大きな差ができてしまいます。
決断には、
【知識】
という基礎になるものが必要ですが
知識だけでは、万能ではありません。
そこで、
【知識】+【判断基準】
を組み合わせることにより
【経営の決断】
のレベルアップが可能です。
では、【判断基準】を形成するのには
いくつかの「型」を覚えていく作業が不可欠に
なります。
今日は、その中から
【即決】と【先送り】
の基準を取り上げます。
経営においては割合としては、
【即決】>【先送り】
の方が良く、
【即決】:【先送り】→ 9:1
の配分が適当です。
では、即決の場面はどんな状況の
時かといえば
・今決めなければ遅れる時
・決断しなければ進まない時
なのです。
即決の判断基準は、
【確率が5割以上あれば「Go」を出す】
【だれもやっていないから決断する】
【遅れをとっているからスタートさせる】
の3点。
逆に、
先送りの場面というのは、
・今決めない方がいい場合
・状況を確認だけする時
です。
先送りの判断基準は、
【マーケットの存在が見えない時】
【漠然と迷った時】
【起死回生を一発勝負でしかけようとする時】
の3点。
今まで即決できなかった方は、
「なんでもYESと答えてみる」
という期間があってもいいですし、
逆に、即決ばかりしている方には
「様子を見る」
ということもチャレンジしたいところです。
【即決】と【先送り】のバランスから
基準を明確に、詳細にしていきたい
ところです。