自動車を購入する若年層が減少している、
ということは聞いている人も多いでしょう。
所有が減少する分、レンタカーは増加傾向にあります。
国土交通省データによると
「2015年3月末 登録済レンタカーは
累計60万台、前年度比較11%増」
となっています。
外国人旅行者のインバウンドも影響しているようです。
レンタカー業界のマーケットサイズは、そろそろ
1兆円規模になる、と帝国データバンクの調査
では発表されています。https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p160904.pdf
レンタカー業界の伸びは今後も続くと予想できます。
所有からシェアへ、という流れは少しずつ
進んでいくことでしょう。
マーケットの移行が進捗している、と言い換え
できると思います。
現在、マーケットが大きくなる業界は少ないので
レンタカー業界においても競争が激しくなる、
という現象も発生しています。
異業種からの参入が起こったり、大手企業が
本格的に展開してくる、といった現象です。
マーケットが大きくなっているから必ず
企業も大きくなるわけではありません。
その点を見誤らないようにしたいところです。
【出典】
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p160904.pdf