【fjコンサルタンツ365日Blog:3438投稿目】
スピードを上げる部分がちがう
「仕事のスピードを上げる」という課題を
考える時、ポイントがずれることがあります。
思いついた部分のスピードを上げて
しまうのです。
たとえば営業部。
営業のスピードを上げる時、なぜか
・移動時間を短くしようとする
人がいます。
「スピードを上げる」と言われると
「スピード」という言葉にとらわれて
「スピード」と関連するところに
目が行ってしまうのです。
これでは細部だけを見て、全体を見る
ことができていません。
必要なのは違うポイント
そうではなく、営業部として売上に
必要なスピードを上げることです。
たとえば
・販促
をまわすスピードを上げること。
売上を増やすには、
・販促を増やす
ことは有効な手段です。
となると、販促の回数を増やすだけ。
1ヶ月に1回しか販促が打てない営業部より
2回、3回、4回、5回、販促を打てる
営業部が売上が多いのはわかるはずです。
そのために、販促の企画・準備の
スピードを上げることです。
明日までにつくって
「それ、1週間後じゃなくて明日までに
下案つくってみて」
を指示したことがあります。
販促企画のアイデアを練るのに
・1週間かける
・1日でつくる
のを比較して内容に差があるのでしょうか。
さほど差がなければ1日でつくって
販促を実行した方がいいわけです。
このポイントが結果(売上)につながる
だけです。
スピードを優先的に上げる部分なのです。