【fjコンサルタンツ365日Blog:3488投稿目】
会社の成長性
会社の成長性を見極めるには
どこを見たらわかるのでしょうか。
最近では、上場会社については
・社長年齢
が成長性と関連性があると
言われています。
その点については、下記書籍が
詳しいのでおすすめです。
著者はひふみ投信の代表である
藤野英人氏になります。
社長の年齢以外では何が会社の成長に
関係しているのでしょうか。
他には
・ビジネスモデル
・商品(開発力)
・販売力(マーケティング戦略)
・デザイン性
・ブランド力
などがあげられます。
今日は、この他の視点を取り上げます。
リーダーの力量
それは
「リーダーの力量」
です。
会社はリーダーによって決まると
考えています。
リーダーの力によって結果が
決まるのです。
どんな力によって変化するのでしょうか。
それは、
・統率力
と言われています。
統率力とは、メンバーを束ねる力と
いえますが、この束ねる力とは
具体的に何なのでしょうか。
厳しいことを言うことができるのが
束ねる力だと思っている方がいます。
間違いではありません。
しかし、厳しいことを言っているリーダーで
結果が出ないリーダーもいるのは事実です。
厳しいだけでは・・・
何が違いのでしょうか。
これは根本的なことが違います。
メンバーに
・尊敬されているかどうか
なのです。
尊敬されていないリーダーがいくら
厳しいことを言っても誰も聞きません。
聞かないどころか、支持されなくなります。
若手メンバーに支持されなくなり
メンバーが減少するリーダーがいるのも
事実なのです。
表面的に統率力を見せても実態がともなわなければ
結果にはつながらないのです。
組織論というのは、シンプルにまとめれば
リーダーがいかに組織を効率的に動かすことが
できるか、ということ。
動かし方を覚えるのもいいですが、それだけでは
ないので注意が必要なのです。
リーダーには知識だけでなく人間力も必須という
ことです。
信用を構築することからはじまり、尊敬される
までにならなければなりません。
この人のおかげで私がいる、というように
メンバーに感じてもらうまで高めることが
求められるのです。
会社の成長性を見極めるのに、リーダーの
言動を見れば簡単に見抜くことができます。
ある上場会社のトップがかわった時に
その会社の店舗に行った時、感じたことがあります。
その店舗にリーダー不在の雰囲気を感じたのです。
それから1年経ち、結局その企業は業績が
上がらないままです。
現場の雰囲気が正しかったのです。
正論で組織は動きません。
だからこそ、成長性のひとつはリーダーの
力量なのです。