【fjconsultants365日Blog:3,712投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

2023年からスタート

人を乗せたドローンがいつ実現するの

だろうか。

もし実現するなら、どのような世界が

待っているのか。

私たちの生活は変わるのだろうか。

 

期待と不安の交えた将来のひとつが

移動手段の刷新、移動革命です。

 

経済産業省が2018年12月に取りまとめた

空飛ぶクルマを実現するためのロードマップが

あります。

https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181220007/20181220007.html

 

正式には

空の移動革命に向けたロードマップ

と称されています。

ロードマップを見ると2019年から試験飛行、

実証実験を開始し、

2023年事業スタート

としています。

 

ということは、4年後には空飛ぶクルマが

どこかで実現するかもしれない、ということ

ですね。

 

何のための空飛ぶクルマか

空飛ぶクルマによる効果、目的としては

・都市部の渋滞緩和

・都市部の通勤通学の軽減

・離島の新しい移動手段

・山間部も新しい移動手段

・災害時の救急搬送

・災害時の物資輸送

を想定しています。

 

民間の会社がこの目的のために空飛ぶクルマの

開発を進めています。

 

取りまとめを経済産業省が今回行っている

ということです。

 

 

都市での実用化は2030年代から

想定しているロードマップでは

2023年に物の輸送 実用化

 

2020年代半ば 地方での人の移動 実用化

 

2030年代以降 都市での人の移動 実用化

を目論んでいます。

 

まだ10年以上かかる見込みですが

たった10数年で実現するかも

しれないということは頭に入れて

おきたいところです。

 

もし実現したら、人がさらに移動する

ことになるので世界が変わります。

 

 

移動革命により世界が変わる

日本の昭和の歴史を振り返れば

移動革命の連続でした。

 

戦後に自家用車が普及したこと。

1964年に新幹線ができたこと。

同時期に高速道路が開通したことが

あげられます。

新幹線や高速道路がつながることで

地方格差が減少したのです。

 

ただ、新幹線や高速道路がないエリアは

今でも格差が残った状態が続いている

という現実はまだ残されています。

 

これが空飛ぶクルマによって一気に

解決するかもしれません。

 

空飛ぶクルマならば離陸、着陸の

スペースだけあればいいので、道路、

レールの建設が必要ありません。

 

そのため安全面だけクリアできれば

地方から普及する移動手段なのです。

 

移動が楽に安価になれば人はどこに

住んでも同じ便利さを手に入れることが

できます。

 

都市部の価値が下がり、地方の価値が

上がることも予想できます。

 

2拠点生活(デュアラー)についても以前

取り上げましたが

https://bit.ly/2XjL7vo

2拠点生活、3拠点生活が簡単に実現する

のではないでしょうか。

 

地方から都市部へ移動することが価値だと

安易に決めつけるのも正しいとは言えない

時代が来るということです。

 

その時代が来るのを楽しみにしていたい

ところです。

経済産業省動画より

下記は経済産業省が作成した動画。

山間部からも空飛ぶクルマで

救急搬送するストーリーになって

います。