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ビジネスの参入障壁がなくなると大切になることは

【fjconsultants365日Blog:3,997投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

持たない経営がココにも

持たない経営ができる時代になりつつあるようです。
通常ですとビジネスには投資が必ず必要と考えられて
きました。

設備投資であり初期投資です。
それが不要になりつつあります。

それは、レンタル・賃貸・シェアがビジネスの分野でも
可能になっているからです。

今回は、飲食業界の新しい潮流を見ていきたいと思います。

リス

初期投資がかかる飲食

飲食店を経営するには、初期投資として
・店舗
・設備
・広告宣伝
といったところに費用がかかります。

特に、店舗設備に関しては安いものではありません。
店舗を賃貸で借りるにしても、居抜きでなければ
内装を手がけなければなりません。
これだけで数百万円から数千万円。

他に厨房にも機器を揃えなければなりません。
これだけでも数百万円。
1店舗出すだけでも、最低500万円〜2,000万円、3,000万円と
いった金額を投資するのが普通です。

そうなると、損益分岐点も高く売上を確保しなければ
即赤字になるビジネスモデルです。
飲食は粗利が高いように見えますが、実はリスクの高い
ビジネスのひとつと言われています。

乾杯

ゴーストキッチンとゴーストレストラン

そんな中で新しいビジネスモデルが提唱されはじめました。
そのひとつが【ゴーストキッチン】。

ゴーストと名前がついているのは、隠れたキッチンだから。
お客様から見て、どこにキッチンがあるかわからない状態。
お店もありません。
ゴーストキッチンはオーナーがいますが、利用する人は
使用料を支払って使います。
時間貸しになっています。

また、こうしたキッチンでつくられた料理は店舗には
出されておらず、【ゴーストレストラン】で提供されています。
リアル店舗がないのです。

では、どうやってビジネスをしているのか。

すべて宅配

ゴーストキッチン、ゴーストレストランは宅配ビジネスです。
いわゆる出前専門店。

ゴーストキッチンを利用すれば、初期投資なしで出前ビジネスが
立ち上げできるのです。
しかも、配達はUber Eatsに業務委託できるので、こちらも
初期投資が不要。

手ぶらで出前ビジネスを立ち上げできる環境ができてきたのが
新しい潮流なのです。

初期投資がないだけではないメリット

メリットは初期投資が不要ということなのですが
それだけではありません。

飲食のリアル店舗はオープンしてしまうと移動ができません。
立地戦略で失敗すると挽回できないのです。

その点、こうした手ぶら出前ビジネスだと、うまく立ち上がらない
ときに、即撤退もでき、ビジネスエリアの移動も可能に
なってきます。

どちらかとえいば、移動できるメリットのほうが大きいと
感じます。

旅立ち

まとめ

これからのビジネスは「アイデア勝負」と言われているのは
ビジネススタートの障壁がなくなったからです
参入障壁が崩壊しているので、競争が激化するのです。

手ぶらで参入できるのであれば、差別化するのは、アイデアや
発想しかありません。
その点を考慮して参入すべきだと感じています。

今後、他の業界でも似たようなことは発生していくでしょう。
新しい企業が参入してきたら何をするのか、ということも
今から考えておくことだと感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/