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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

燃え尽き症候群

「燃え尽き症候群」という言葉を聞かなくなった。
そこまで無理をして取り組むことが美徳ではなくなったからではないか、
と思っています。

そんな中、「◯◯に広がる燃え尽き症候群」という記事が。
そう、ある業界の人たちは神経をすり減らして取り組んでいたのです。
個人的には「そうだろう」と思っていましたが事実として取り上げ
られるようになり、燃え尽き症候群を実感します。

炎

人気の人たち

燃え尽き症候群が広がっているのは
「人気ユーチューバー」
の人たち。

トップインフルエンサーと呼ばれる人たちです。
この人たちがYouTubeへの投稿を休止し始めたのです。

理由は「YouTubeのアルゴリズムに疲れ果てた」こと。
要するに、おすすめ動画として取り上げられるための努力に
疲れ果てたということ。

またカメラの前でハッピーな自分を演じ続けることに矛盾を感じ、
健康や精神を害してしまうことが要因です。

日本のトップユーチューバーも動画を投稿し続ける「強迫観念」に
取り憑かれていたことを語っているのを見たことがあります。
海外だけでなく日本も同様でしょう。

突然休止するユーチューバーを見たときに、背景にはこうした
精神の疲れがあることに気がついたことが以前ありました。
消耗線を繰り広げているのが想像できたからです。

人気ユーチューバーに広がる燃え尽き症候群

https://jp.wsj.com/articles/SB10068946560546743548304586089302681211560?shareToken=std731883ca6f6439f8d28931d46d95951&reflink=line
人財

続けることの壁

情報を発信する、アウトプットすることは簡単な時代に
なりました。
思いつきでコストゼロで発信できる時代。
企業でも個人でも情報を発信することは簡単になって
いるのです。

しかし、情報を発信し続ける、アウトプットし続けて
いる人たちは限定されます。
トップユーチューバーのように収入を得られていても
健康を害し休止してしまう事実を見てそのように感じます。
では、その違いはどこから来るのでしょうか。

続けるコツ

アウトプットし続けている人には特徴があります。
継続している人には理由があるのです。

それは
・ネタを生み出すコツ
です。
アウトプットする内容をどのように作り出すのか。
そこに特徴があります。
ネタを集めておくことはもちろんですが、アウトプットする
内容が「自分の考え」「自分の姿」「自分の意見」に沿った
ものにしています。
無理をしないのです。

ウケを狙おうとすると内容に無理が出ます。
そうなると自分自身との乖離が発生し、矛盾が生じます。
それが継続すると健康を害してしまうのです。

自然体で発信し続けること。
自然体で発信し続けることができる内容(ネタ)を集めること。
これが最大のコツです。
そう感じます。

まとめ

トップユーチューバーの燃え尽き症候群から継続することを
考えてみました。
最初から長期戦で考えていれば燃え尽きることもありませんが
そこまで続くとも思っていなかった場合もあり正解は出せないかも
しれません。

ただ仕事の場合、情報発信をするのは永遠です。
最初から長期戦を計画して取り組むことだと感じています。
準備として、情報発信の方針、展開は計画しておくべきだと思います。