スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための経営情報Web Magazineファースト・ジャッジfrom2011

Year: 2019年

自動車

タクシー業界は本当に消滅するような気がします

現在タクシー会社の脅威となっている会社はウーバーやリフト。 日本では実現されていませんが個人が自分の自動車を使って他人を 運ぶ配車のアプリを運営している企業群です。 ライドシェアと呼ばれるビジネス。 通常のタクシーよりも安価な設定をしており、世界中で広がって います。 半額程度の料金になっているエリアもありタクシー業界からは 強力な競争相手。 「ウーバー症候群(ウーバライゼーションUberization)」 という名称がうまれた理由も理解できます。 このライドシェアの領域にまた新たな参入が予定されています。 それは
ビジネスシーン

経営者(団体)の発言・提言から変革の前兆を読み取る

人を採用したくても人財の流動性が低い日本では 難易度が高い。 採用できる人がいないことも多い。 スタッフの入れ替えもあまり行わない。 流動性が高い方が良いのか、良くないのか議論は 分かれますが、どちらにしても人材確保は経営の優先課題で あることは確かです。 労働者の減少(生産年齢人口の減少)が予測される中、
大橋

当たり前ではなくなるインフラ(道路・橋梁)

「毎日通っていた橋がなくなった・・・」 「通行規制がかかる時がある」 当たり前と思っていたことが当たり前でなくなる。 振り返ってみれば「水」は無料でした。 今はその当たり前をだれも感じていません。 ミネラルウォーターとして購入しています。 今後は橋や道路が整備されているのが当たり前では なくなるかもしれません。 インフラの維持が課題となるのです。
電車

令和のはじまりが終身雇用制消滅宣言か

朝イチの飛行機移動。(下記写真) 新型の飛行機は各座席に液晶があります。 USB差込口もありスマホの充電も可能。 エンタメのコンテンツは豊富で選択に迷うほど。 今回は、あいみょんの「瞬間的シックスセンス」を。 好きとか嫌いとか関係なく、売れてる曲はチェックということで。 音楽を聴きながら読んでいたのは「雇用」関連の文献。 というのも「終身雇用守っていくの難しい」とトヨタ自動車社長が昨日発言。 先日は経団連の会長も終身雇用について「制度疲労を起こしている。 終身雇用を前提にすることが限界になっている」と記者会見で述べて いるからです。 わたしの中では終身雇用は制度として有効性が低下しているのを感じて いました。 この発言をきっかけに、今回はこの終身雇用について振り返ってみたいと 思います。
飛行機

マーケットの変化率を上回ることができるかどうかだけ

マーケットが大きくなるとそこにいる企業群は儲かっている、と 他業界の人たちは感じます。 それは本当なのでしょうか。 マーケットが大きくなるのに比例してすべての会社の売り上げが 増えるのでしょうか。 その点について次の・・・
走る

そのひと言でオフィスの空気感は一瞬で変わる

空気が変わる、ということについて職場での空気感を 考えてみます。 場の雰囲気とは仕事では職場環境と呼ばれます。 そこに所属しているリーダー、スタッフが場を形成します。 オフィスの空気感。 オフィスの雰囲気がその瞬間の状況を醸し出します。 先日もあるオフィスに入った瞬間に違和感を覚えました。 以前の雰囲気から一変していたのです。 なぜ? すると原因に気がつきました。
ダニング・クルーガー効果

知っておくとリーダーのアドバイスが変わる、ダニング・クルーガー効果

新規事業をスタートさせた時 「最初は自信があったのです」 「あのときは無敵でした」 「できると思っていたのです」 と言う人。 自信満々だったのです。 何もスタートしていない時ほど自信がある。 これは不思議なことではありません。 何も知らないからこそ自信が持てるのです。 この現象、認知バイアスの 『ダニング・クルーガー効果』 と呼ばれています。今回はメリット、デメリットの両面から解説します。
高齢者

小さな動きの連続が大きな社会問題を解決するかもしれない

ここ数日、ひとつの記事が気になっています。 その記事は「大学生下宿、広がる選択肢 家族でない高齢者と「同居」 支え合う生活に学びも」という内容。 高齢者の家に下宿する大学生。 これを同居と呼んでいる。 「家族でない高齢者と同居(異世代同居)」という表現。これが社会問題を解決する方法のひとつになるかもしれません。小さな動きから社会を変える可能性があるということです。それは
コイン

経営者が直視すべき国の状況

国の債務残高について財務省の資料が発表されています。(2019年4月) こうした数値はまずは客観的に数字を見ること、冷静になって 把握することだと感じています。 内容としてはあまり目を向けたくないものですが直視すべきでも あります。 経営には避けられない環境のひとつだからです。
ミーティング

信頼されるリーダーになればストレスが減るのはなぜか

「リーダーはまわりが決める」そう感じます。 本人が「わたしがリーダーです」と言ったところで何の意味もない。 まわりがリーダーとして認めるか、認めないか、だけ。 それ以外は存在しない。 「100%他人評価」と言い続けていますがリーダーほどピッタリ当て はまることはないのです。 では、どのようにしたら認めてもらえるのか。 リーダーとして。 今回はリーダーシップ論で有名な経営学者ウォーレン・ベニス氏 (Warren Gamaliel Bennis)が唱える「信頼されるリーダー」の ポイントを取り上げます。 4つポイントがあります。

時間があるときほど仕事は進まないのはなぜか

長期休暇を終えて「いつもと変わらない日常でした」と 言う人。 旅行に行くことができた、と長期休暇を満喫した人。 結局のところ仕事ばかりしていた人。 どの人にも当てはまるのが時間への考え方。 時間は長期休暇ほど時間が自由になる人が多い。 しかし、その時間を当てにして「やりたかったこと」が実現 できる人は限られています。 時間は自由にできる時間があればあるほど能率が落ちるのでは ないかと感じてしまう。 そう、時間の取り扱いには説明書がいるのです。 休みが多くなるこれからは「時間のトリセツ」がなければ ならない。 そんな気がします。 今回は時間への意識、考え方を振り返ってみたいと思います。
提案

不況が来たときではなく不況が来る前に営業パーソンが準備できること

営業パーソンの成績には差がありますがトップとボトムでは 何倍の差があるのか知っていますか? 2〜3倍の差があるでしょう、いや5倍かな、と想像するかも しれませんが、実は10倍以上の差がつきます。 中には20倍の差になることも。 この差は景気がよい時期より不況のときの方が格差が大きく なります。 その点は想像ができると思います。 では、なぜ差が大きくなるのでしょうか。 今回はその点を考えてみたいと思います。