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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

ビクビクしています

『ビクビクしながら生活しています』
と表現している人がいました。
この表現ぴったりだなと感じました。

ビクビクしているというのは、毎日のニュースに
よって一喜一憂しながら生活をしている状態です。

あなたのまわりにも、そのような人は何人ぐらい
いるでしょうか。

1ヶ月先未定

1ヶ月先の予定も決めることができません。
8月の夏休み休暇(夏季休暇)は未定のままになって
いる方が半数以上いるとアンケート結果が出ています。

確かに周りを見ても夏休みの予定を話題にしてる人は
見当たりません。
具体的な話をしてる人がいないのです。

通常ですと2ヶ月前3ヶ月前から夏休みを楽しみにして
語る人たちが一定層いるはずです。

話題にならない

話題にする人がいないので、影響される人もいないと
いうこと。

休日の過ごし方は、最初に話題にする人がいて、
それを聞いて影響される人、考え始める人がいるのです。

海外旅行に行く予定の人の話を聞いて、そんな旅行も
いいなと考え始める人もいるわけです。

何もないところから


旅行等は、特別行かなければいけないところがある
わけではないので、話題になってる内容に影響され
やすい。

とりあえずどこかに行きたいな、といったあいまいな
欲求からスタートするからです。

周りの人の話題から影響されたり、雑誌やニュース
などを見て、そこから検索をし始めて新たな目的地を
探す。

時には、そこにテーマや一貫性を持ち始めるのも特徴の
1つです。

ビクビク経済


そう考えてみると話題にならない今年の夏は、急に
行き先が決まったり、急に予定が中止になったり、
キャンセルになったりするような計画になります。

これを「ビクビク経済」と呼んでいます。

そうなると予約をもらっている企業にとっては、
急なキャンセルや、急な変更があるのは想定内、
当たり前だと思っていたほうがよさそうです。

まとめ

それにしても、情報に左右される毎日になっています。

ただ、全員が左右されているのではなく、下記のような
二極化も想定しています。

だんだんと慣れてマヒする人もいれば、益々敏感に
反応してしまう人
もいる。

両極端に分かれていくのでしょうか。

表現はわるいですが、戦時下のような状況なのかも
しれません。

振れ幅も大きく、両端にしか人が集まらない状態です。
バランスの取れた中庸の人が少なくなる現象とも
言えると思います。