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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

不況

不況が1年間続いています。
大不況は1年で終わることはなくまだ続きます。
ただ盛り返している業界も出てきており、先行きは暗くありません。

不況時には活躍する人とそうでない人にきれいに分かれます。
なんでしょう。
どのように表現すればいいのでしょうか。
やっぱり実力あるよな、という人もいれば、やっぱりね、と感じる人もいます。

本人の実力がはっきりしてしまう時期でもあるのでしょう。
自覚がない方には明確なフィードバックをしますが、図星のときほど反応が激しいです。

痛いところを突かれたので、ゴマカシできないのでしょう。
なんとなく雰囲気で仕事をしていた人は、結果を見える化されて正確な実力へと再評価されはじめていると感じます。

景気が上向きのときは、そうなりませんが現在は真の実力が問われている時期になります。

聖域ほど

組織には聖域がある企業もあります。
誰も何も言わない。
マイナスなことを発生させていても誰も何も言わない。
言えない。
そんな領域があるのです。

しかし、明らかに会社にとってマイナスなことが発生しているのをそのままにしていては会社が衰退してしまいます。
・一気に大量の離職者が出た
・取引先の信用を失った
・投げやりな態度発言を社内でする
といった原因をつくっている人を聖域と称してそのままにしているケースも見受けられます。

言えないから、そのままにしていいのか判断に迷っている経営者の方もいるのではないでしょうか。

事業承継

事業承継時には、上記のような場面に出会ったことが何度もあります。
プラスに影響があれば問題ありませんが、あまりにもマイナス影響が出ていると損失を出すまでになってしまいます。
早急な対策が必要です。

発揮する人

会社が困った状況になったときほど実力がある人がわかります。
リーマンショック時に活躍された方のことは忘れることがありません。
そのとき、口だけで結果を出さなかった人はキレイに淘汰されています。
仕事、ビジネスは実力の世界だと認識させられるできごとです。
あくまでもプロフェッショナルな世界です。

まとめ

プロフェッショナルな世界であれば実力がある方がいい。
こうした不況のときに求められる実力を有していた方がいい。
売り上げが減少するならば増やす実力を持っている人が活躍している。
ただそれだけです。

活躍できないのであれば実力不足。
そう考えれば、またこれから頑張れるのではないでしょうか。

今日も祭日ですがミーティングをしていました。
実力があった方がいいね、という結論で落ち着きました。
そのほうが選択肢が多いからです。
選択肢が多いほど安定しますし、安らぎます。
規模、売り上げが多いからといって選択肢が多いわけではないからです。
長期的な視野で考えるべきだと感じます。