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実態と指標の乖離

【10年超:fjconsultants365日Blog:4,426投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

両極端

ニュースの見出しが話題に上がっています。
両極端の見出しが並んだからです。
そのニュースとは

東証(日経平均株価)一時3万円台、30年半ぶり

20年のGDP11年ぶりマイナス4.8%(リーマンショック時マイナス5.7%)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210215/k10012867371000.html

の2つです。
プラスの面とマイナスの面が同時に発生している。
そこに違和感が出ているのです。

『どうして?』
と感じてしまう。
今までの経験の中でもGDPマイナスで株価が上昇というのはなかったのではないでしょうか。

ではない

株高について日本証券業協会会長の談話が出ています。

株価3万円台上昇 “バブルではない” 日本証券業協会会長

『バブルではない』と解説しています。
具体的には

「バブルではないかと言う人もいるが株価は今ではなく、さきざきを見ている。企業業績は今期よりも来期のほうがよく、あとから追いついてくると思うのでバブルではないと思っている」

とあり、株価は先行指標との見解。
ここは、大きく意見が分かれるでしょう。

バブルではない、というのもいつまでのことを指しているかによって違います。
この株高が何年続いても最後に急落したら『バブル』と認定されることもあるからです。

ただ、今は世界中で金余り現象が続いていますので株高は続くと見られています。
この株価の動きは、企業業績と連動していないと解釈する方がよさそうです。

経験から判断できない

このように過去にない事象が発生しているときは経過から判断はできません。

要因と変化から予測していくことになります。

まとめ

消費活動と経済指標の乖離。
経済指標が現状の世の中と一致していないという指摘があります。

メルカリで販売した場合、GDPに計上されるのはメルカリの手数料(販売金額の10%)だけです。
流通した金額の10%しか計上されません。

今後、こうした消費活動を把握できる指標が必要になると思います。

景気の動向をどこで把握し、判断していくのか、経営者の力量が問われそうです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/