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組織が二分される前に気がつく

fjconsultants Blog:4,600投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

二分する動き

世の中を二分する価値観が広がっています。
二分することで、一方を排除する動きです。

世の中全体で発生しており、職場、家庭でも同様なことが増えていきます。
二分する価値観が広がるのを前提にしなければ、と感じます。
組織運営としては工数がかかる可能性が高くなるということです。

敵味方に分かれる

グループや組織が二分する。
これは、敵味方に分かれることを意味します。

一方は味方であり、それ以外は敵。
敵味方に明確に分かれることで不満が増大。爆発します。
不満が行動として出てくるのです。
そんな動きが頻繁に発生していくのです。

たとえば、海外事例ですが下記の動きは二分した組織の結果だと解釈しています。

米IT(情報技術)企業の働き手が集団で行動し、経営陣に要求をぶつける動きに火が付いている。集団行動と縁が薄かったテック企業の従業員も格差の拡大を受けて動き始めた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2608L0W1A720C2000000

米国IT企業で集団行動が増えているのです。
今までは件数も少なく取り上げられることもありませんでした。
収益も上がっている企業なので環境や待遇に関して不満行動を取る人は少なかったはずです。
すべての仕事が数値化され評価される仕組みを構築していたと話題になっていた企業が変化しているのです。

ある意味、HRの転換期になるでしょう。

組織があれば二分する

確かに組織が存在すれば二分することは普通。
ただ、それが明確になっている場合とあいまいになっているケースがあります。
あいまいな二分化は、大きなできごと、象徴的なことは発生しません。
しかし明確な二分化は集団行動へと発展します。

日本の場合、抗議行動に出ることは少ないですが、見えない場所、水面下で抗議行動が広がることがあります。
気付かない間に組織が二分していた、ということにもなりかねません。

組織を分断させるには、架空な話題が飛び交います。
口頭ベースで広がります。
「あの人は、あなたのことをこう思っている(評価している)」
といった内容で分断していきます。
人間関係を断ち切っていくのです。

防ぐためには組織への安心感を高めるしかありません。
有効な手段はいくつかあります。

まとめ

安心感のある組織であるならば関係性は問わなくても事件は発生しない。
しかし、疑問を持つ人が2割以上になってしまうとアンバランスになる。
分断される可能性も高くなります。

その兆候に速く気がつくこと。
これが経営の優先事項になってきます。
小さな変化に気がつくようにしたいです。