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多様性を認めるとダメになるパターン

fjconsultants Blog:4,638投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

多様性を認める

多様性というキーワードがオリンピック後に意識として広がっていると感じます。
なんとなく、多様性を認める。
認めなければならない、と感じる人が増えています。

ビジネスでは働き方に多様性という言葉で説明されるようになりました。
働き方の多様性を認める動きです。

ただ、問題点も発生し始めていると感じるので今回取り上げてみます。

多様性を認めると

最近問題になっているのが多様性を受け入れると甘やかしが発生することです。
多様性を履き違えるケースです。

働き方の多様性とは、働き方の種類を増やすこと。
テレワーク、事務所外で仕事する機会を認めることになります。
どこでも仕事して良いと認められる世界です。

しかし、働き方の多様性により企業の生産性が上がるとは限りません。
中には、生産性が下り、業績も下降する部署も見受けられます。

多様性による課題原因

仕事の業務内容が明確になっておらず、多様性だけ認め、業務結果を検証できない状態があるのです。
これでは、業務内容が以前より減少し多様性を認めたから甘やかすことになったと判断できてしまいます。

リーダーが理解しておくポイント

そんなことが発生しないようリーダーが多様性による結果を理解しておくことです。
業務内容をどこまでやるのか、いつまでにやるのか、など明確にせず進めるリーダーでは不可能です。
どのような職種でも業務内容の進捗を数値化できると考え、ゴール地点を設定すること。
それしかありません。

働き方の多様性はプロの世界

働き方の多様性を認めることでプロセス評価はできなくなります。
あくまでも結果で判断される世界へ突入してしまうのです。
これは、本人も理解しなければなりません。

頑張ったから評価される世界ではなくなるのです。
純粋なプロフェッショナルの世界。
多様性を認める社会はプロしかいない世界になってしまうのです。

今までのフォローはなくなる

お互いがフォローすることは減少するでしょう。
お互い様と言える場面も減るでしょう。
なぜなら、いつも一緒に仕事をしているのが前提だからです。

プロセス評価を残すのであれば受け入れる多様性も限定的になってしまいます。

このようなことを書くと、厳しすぎると言われるかもしれません。
しかし、見えないものを評価に入れることは限界があります。

結果評価だけになる

もともと営業職は外で1人で仕事する世界です。
だから数値結果だけで評価されるのです。
プロセス評価はありません。
外にいるプロセスは誰も見ていないからです。

それが、営業職に限らず他の職種に広がった。
広がっていると考えれば働き方の多様性は、営業職と同じような形に収束していくでしょう。

まとめ

同じ事務所で働いていても、どこまでスタッフの仕事内容を把握しているのかは差があります。
よくわからない職種に関しては放任主義。
そんなこともあります。
それが、テレワーク、在宅勤務になるとさらに不明な領域が拡大してしまいます。

最近は、入社してすぐにテレワークになると障害が発生することがわかってきています。
出社とテレワークをミックスして取り入れている企業があるのは障害回避をするためでしょう。

それにしても、働き方の多様性はどこでも仕事ができるというメリットの裏に結果だけで評価される側面を理解して取り組まなければ、すれ違いが発生すると感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/