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運営リーダーと経営リーダーの割合による

fjconsultants Blog:4,644投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

運営と経営はちがう

リーダー、幹部、部長、役員といった会議に参加していますが、ふと思ったことがあります。
運営の話し合いをしている場合と経営の話しをしている場合と分けられるということです。

運営とは、目の前の仕事をこなすこと。
目の前の仕事が変化したり、増えたりすれば対応しなければなりません。
その対応で追われるミーティングです。
かなり白熱した議論になることもあります。
何も問題がなければ平凡な会議で終わります。
満足感もあればマンネリの感覚もあります。
物足りない。
何かが足りない。
そう感じるのです。

その一方で経営の話しができる場合は、目の前の仕事をさばく話しではなく、その先をどうするか話し合いします。
ときには新規商品、新規サービスの話、ときには新規事業のこと。
ときにはM&Aについて。
ちょっと先のことを話す会議のことをここでは経営と呼んでいます。

運営リーダーとは

リーダーの仕事として、既存の仕事をまわすことに専念するリーダーを運営リーダーと呼んでいます。
既存のビジネスを稼働させることに不可欠な役割です。
シフトを組む、受注を一定量確保するという任務があります。
既存ビジネスで収益が出ている場合は、現状維持でも強気な態度、発言をされています。
歴史ある企業ほど、この運営リーダーが役員になっていることもあり、既存の仕事を回すことが命題になってしまっています。
現状の仕事をまわし、収益が上がっているから良いだろうと思っていることです。

経営リーダーとは

その一方で、既存ビジネスはいずれ衰退する。
減少すると感じているリーダーもいます。
少数派ですがいないわけではありません。
経営は永続を求めます。
現状の状態で満足しません。
現状がいくら収益が上がっていても将来は未定だと感じている人たちです。

将来を未確定、不確定なことだと認識しているリーダーは発言が違います。
現状の状態が続かないとき、どうするのか考えているのです。

そのために現在の経営リソースの中から将来へ時間とお金を投資する発言をされます。
将来の話しが出てこない場合、将来投資の話しが少ない場合は、経営の課題が後から大きくなるだけだと感じます。
とはいっても、現状収益が出ている部門のリーダーは自分の部門の補強しか発言がありません。
これは将来の話しをしているつもりかもしれませんが、あくまでも運営リーダーの範疇です。

会社全体の全体最適を考えているとは感じないのです。

まとめ

このようにリーダーには運営リーダーと経営リーダーの2つで考えるとスッキリします。
組織内で運営リーダーしかいない場合は将来性が不確定。
将来性が低いこともあります。

経営リーダーが育っている企業は今後は有望。
取り組んでいる中からヒットが出るからです。
ヒットが出れば本業転換、事業転換が可能になるのです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/