fjconsultants Blog:4,709投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
肩書きで動かそうとする
日本は肩書きで人を動かそうとするリーダーが多い。
海外では肩書があってもボスとして認められない限り人は動いてくれない。
そんな違いがあるのです。
リーダーとして実力を伸ばすには、肩書がないときに人に動いてもらえるようチャレンジする方が得るものが増えるでしょう。
肩書きがなくても人に動いてもらうチャレンジが大きく実力を伸ばしていくのです。
リーダー自身は自分を振り返って次のようなことがないのか確認したいところ。
・肩書きで人を動かそうとしていないか
・肩書きで説得しようとしていないか
・肩書きで意見を通そうとしていないか
この振り返るのは有効です。
近くにいるとすぐにバレる
スタッフから見れば、肩書きでその人を判断してるのではなく、人物で判断をしています。
「リーダーとしてこの人についていっていいのか」
を瞬時に判断しているのです。
近くにいて、長時間過ごすと3日でリーダーの素性はばれてしまいます。
人の察知能力は危険予知能力に含まれるので感度が高いのです。
近くにいる人ほど、リーダーには人間性も求めてくるのです。
肩書がある人は、肩書がない自分を想像してみてください。
どれだけの人が自分に慕ってくれるのでしょうか。
どれだけの人が自分のことを尊敬してくれるのでしょうか。
教えてください、と来る人は何人いるのでしょうか。
肩書きがなくなった自分が真の実力と感じ、割り引いて見る習慣にしておきたいところです。
名前で勝負しろ
名前で勝負しろ、と20代の頃言われたことがあります。
名刺を出したときに会社名を乗るのは普通ですが、仕事ができる人の中には自分の名前しか名乗らない人もいたのです。
自分の名前だけで勝負したいという意思の表れです。
マナーからは外れますが強い意志を感じます。
肩書きを利用しないならば
肩書きで人を動かさない。
ではどうすればいいのでしょうか。
ひとつ方法があります。
「あの人には、かなわないな」と言われるようなポイントをつくることです。
それは何でもいいのです。
ある人は仕事の細かさにおいてまわりから認められていました。
ある人は仕事量においてまわりから認められています。
もちろん仕事の結果で尊敬されている人もおります。
この領域には原則がありますがマニアルはありません。
自分なりの法則を見つけていくしかないのです。
外せないポイントは仕事の中で周りから認められる部分を作ることです。
個人的に頑張っている領域は、興味がない人にとっては認めることはない。
なので、あくまでも仕事の領域でつくっていくことです。
まとめ
まとめると、肩書で人を動かしたり、説得するのは自分の成長にはつながらない。
ましてや、まわりから見ても認められることもない。
この事実を忘れずに進めておきたいところです。