期待値ピーク

ハイプサイクル2023年版が公開されています。最先端の技術の普及度合いを可視化した図になります。毎年公開されており、参考になります。日本は最初の期待値が高くなる傾向にあり、新しい技術が好きだと感じています。なので、減退期に入るとすぐに忘れられえることもあるのです。
実際には2023年のハイプサイクルは
・期待値のピーク:生成AI、デジタルツイン
・期待値が下がり幻滅期に入った:NFT、Web3、
・幻滅期の底:メタバース
・啓発期に入る:ブロックチェーン
となっています。

生成AIについては期待値のピークをこれから迎えようとしています。今がピークでその後は下がっていくことになるでしょう。下がっていきながら、最後には定着していくとは思います。普及するようなサービスが生成AIでも出てくれば普及速度も速くなっていくでしょう。

日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2023年

https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20230817

coming soon

Web制作もAIによって変わります。今後出てくる予定のweb作成サービスです。AIを活用しており、チャットで会話するだけでwebサイトが出来上がります。修正もデザイン修正やベースになる色を変更したりすることもチャット形式で指示を与えるだけです。ここまで簡単になるとWebサイト作成のハードルは限りなくゼロに近づきます。マーケティングの方法も変化していくことでしょう。

まとめ

流行る最先端技術は社会に実装されるまで時間がかかります。数年かかることもあります。そのため最初の期待値が高いときに投資をしてもすぐには普及しないことも多いのです。しかし、AIはサービスが使いやすい内容で出てくる可能性が高いので、普及速度も速いのではないでしょうか。そのあたりは情報をキャッチアップしなければならないと感じます。webサイトも誰もが作成できるとなれば、Webサイトの数は数倍に増えていくでしょう。予想できません。これも数年後に見えてくる光景だと思います。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆