進化がとてつもなく速い
先月、人工知能について解説したスライド資料が1ヶ月経つと利用できないようなスピードの速さで進化しています。ChatGPTがまた進化(ChatGPT4v)しました。今まではテキストで入力していましたが、今後は画像も扱えるようになったのです。そのため、利用できる領域が広がりました。
画像を扱えることで
ChatGPT-4vの画像入力機能を活用する時、次のようなことが可能になります
- 画像の説明:
ユーザーがアップロードした画像を元に、その内容に関する説明や解説を考えてくれます - 画像に関する質問への回答:
ある植物や建物の写真をアップロードし、それが何かを尋ねることができ、正確に答えてくれます - アートワークや写真の解析:
画像のスタイル、技法、構成などの要素についての評価や解析を行うことができ、知らない分野では重宝します - 視覚的な問題解決:
組み立て説明書の画像をアップロードし、その手順に関する質問をすることができたり、写真から操作方法を尋ねることも可能です - データの視覚化:
グラフやチャートの画像を提供して、それに関する詳しい解説やデータの解読をしてくれます - クリエイティブなフィードバック:
ユーザーが描いた絵やデザインの画像をアップロードして、それに関する意見や改善点を尋ねることが可能です
画像入力機能を持つことで、テキストだけでは伝えきれない情報を視覚的に共有し、より深いレベルでのコミュニケーションや解析が可能になったのです。これは使いやすい。文字で伝えるには文字数が必要。手間がかかっていたのです。その負担が激減するので使いやすさが倍増しています。
WEBでは
ウェブの領域は、画像を扱えることで、一気にできることが広がります。たとえばこんな感じです。
1:画像からのコード生成:
ユーザーが提供するUIデザインの画像やモックアップから、HTML/CSSやReactなどのコードを自動生成します。
まだ、実験的段階のようですが、いずれは広範囲で可能になるでしょう。
まとめ
人工知能は相性の良い職種から普及していくことがわかっています。デザイン系やウェブ系の仕事は人工知能との相性が良いとされています。いわゆるクリエイティブクラスと呼ばれている方の仕事内容です。創造的な企画を立てたり、具体的になアウトプットを求められている方にとっては、今回のChatGPTの進化はとても有益だとを感じます。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆