気になって見ています
建築、不動産業界の価格設定に注目しています。建設費高騰により、販売量が減少している業界です。新築、建替えが減っています。新築の住宅メーカーも
・建売
へシフトしています。また、リフォームやリノベーションへのシフトも見られます。そのとき、とても気になるのが
・販売価格
の推移です。建設費が高騰している中で、どのような価格設定をしているのかを見ていきます。
建売価格帯は
地方への出張のとき、建売が販売していると価格をチェックするようにしています。先日も政令指定都市で見かけた建売の販売価格は
・4,100万円台
でした。土地と建物の価格です。南側道路、駐車場も2台分あります。この価格帯が現在は主流です。4,500万円を超えてくると販売の勢いが変わります。エリアによって違いはありますが、建売4000万円前後が設定価格だと感じます。
中古住宅市場では
中古住宅を買い取って全面的に改装(リノベーション)し、販売することが増えています。ある企業は、平均1700万円台で売ることを狙っています。価格帯としては、
・2,000万円以下
を目指しているのでしょう。この2,000万円前後の価格設定が中古住宅市場では目安になると思います。その理由は、
・住宅ローンの返済額
が月(賞与払いなし)で10万円以内になるからです。現在の変動金利だと毎月6万円程度の返済でしょう。金利が上昇しても10万以内になるはずです。(金利4.5%でおおよそ月9.5万円返済)
2つの価格帯
このように住宅(土地建物)に関しては
・建売:4,000万円
・中古リノベ:2,000万円
がひとつの目安になると思います。そこに着地できるような物件を仕入れられるのかを競うことになるでしょう。手に入れにくいところを、いかに強くするのか。そこに企業の優位性が左右される業界です。
まとめ
価格が上昇すると販売は鈍くなります。そのときに価格設定が大きく左右します。その事例を他の業界で見ておくことは有益です。今回は住宅を取り上げましたが、価格設定の事例は世の中にあふれています。そこに気がついて、自分の業界の価格設定に活かしていきましょう。
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執筆・運営 :藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) fjコンサルタンツ :『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』
