まわりからの

他人から影響される。それが成長につながったり、マイナス成長にもなったりします。環境が影響しているとも言い換えることもできるでしょう。20年以上前のことになります。あるグループに参加したときに強烈な劣等感を感じました。とんでもないところに来てしまった、参加してしまったと後悔したことがあるのです。しかし、毎月開催の会に参加しなければならないので、強制的な感じで参加だけしていました。1年経って、2年が過ぎ、3年が経過すると、最初の劣等感はどこかに消え、徐々に馴染んでいたことを覚えています。おそらく、まわりに影響されて徐々に変わっていったのでしょう。影響のせいで、離されないよう努力することを意識していたと思います。自分ひとりでは努力できないことも、環境があるから努力できることもあると実感しています。

他が気になる

スピードが速い人は、他のスピードが速い人がとっても気になる。
遅い人は、他の遅い人がとても気になる。
元気な人は、他の元気な人が気になる。
落ち込んでいる人は、他の落ち込んでいる人が気になる。
忙しい人は、他の忙しい人が気になる。
暇な人は、他の暇な人が気になる。
結局のところ、同じところにいる人が気になる動物です。

他が気になるから

違うステージに行くには、違うステージのことを気にすればいいと感じます。そうすれば、自然と違うステージに入り込んでいく。スピードを速くすれば、他の速い人が気になり、自分も速くなっていく。元気にすれば、他の元気な人が気になり、自分も元気になっていく。
そんな法則が導き出されるのではないでしょうか。

まとめ

今でも同じことをしていると感じます。届くか届かない範囲を目標にすることです。そのためには、時間の投資は不可欠。時間の投資ができるには、落ち着いた環境やメンタルの安定が欠かせません。変性意識状態が理想です。変性意識とは「ゾーンに入る」「ぼんやりだが集中している」「ぼうっとしているが冴えている」状態です。その状態になると長時間にわたって集中を維持することができます。たとえば、文章を書いていても、どこまででも書くことができる気がするのです。どれだけ書いても疲れない、という表現の方がわかりやすいのかもしれません。今後は、そんな状態の稼働率を気にしていきたいと思います。

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